Vol.873-1/5に続けてご覧ください。
かがわ探訪Akijii77撰シリーズ-63<5.公園etc.:12)>(有岡古墳群)
有岡古墳群は、善通寺市の市街地が見渡せる場所にある古墳群で、弘法大師の祖先ともいわれる豪族の墓群とも言われています。善通寺市では大小約400基の古墳が確認されています。なかでも有岡古墳群は同じ系統の首長墓とされる古墳が集まっていて、1984年(昭和59)に国の史跡に指定されました。(善通寺市HP-以下同様)
国指定史跡:有岡古墳群の代表格の宮が尾古墳と王墓山古墳を訪ねました。
<歩行ルート>総距離5.0Km(スタート駅~帰宅駅)(立ち寄り部分不含)、総歩数 8,470
▼近郊航空写真、歩行ルート図
▼宮が尾古墳、王墓山古墳
<探訪地点までのメモ>
▼JR端岡駅③番のりばへ進む-1
▼JR端岡駅③番のりばへ進む-2、琴平行に乗車
▼JR善通寺駅で下車、善通寺市市民バス停「JR善通寺駅前」に進む-1
▼善通寺市市民バス停「JR善通寺駅前」に進む-2
▼善通寺市市民バス停「JR善通寺駅前」に着いた、善通寺市市民バス「西部コース」に乗車
▼バス停「在所自治会館前」で降車、在所自治会館
<宮が尾古墳までのメモ>
▼宮が尾古墳へ向かう(約0.4km)、善通寺町を東南方向に進む-1
▼善通寺町を東南方向に進む-2、善通寺町を東南から東方向へ進む
▼五岳山を振り返るパノラマ景
▼善通寺町を東方向へ進む、善通寺町を東から北東方向に進む
▼善通寺町を北東方向に進む-1
▼善通寺町を北東方向に進む-2、県道24号線に合流し北へ進む(宮が尾古墳の標識が見える)
<1.宮が尾古墳探訪メモ・ルポ>
宮が尾古墳は6世紀後半につくられた古墳で、主体部の長さ9m、両袖式横穴式石室になっています。
昭和40年(1965年)頃の調査で、この古墳の壁面には線刻画が描かれていることがわかりました。
このような装飾古墳は全国でも珍しく、四国では香川県でしか確認されていません。
羨道(玄室に入る通路)には2体の武人像、玄室(棺を納める部屋)の奥の壁には人物群、馬に乗る人物、船団などが克明に線刻されています。
この人物群は古代の殯(もがり)、つまり貴人が亡くなった時に本葬の準備が整うまでに行われた儀式の様子を描いたものと考えられ、全国的にも注目されています。
実際の玄室には入れませんが、くわしく解説したパネルや壁画、石室の実物大模型などが展示されています。
▼宮が尾古墳に着いた、宮が尾古墳の案内板
▼宮が尾古墳-1
▼宮が尾古墳-2
▼宮が尾古墳-3
▼宮が尾古墳-4
▼宮が尾古墳-5
▼宮が尾古墳-6
▼宮が尾古墳-7
▼宮が尾古墳-8
▼宮が尾古墳-9
▼宮が尾古墳-10
▼宮が尾古墳-11
▼宮が尾古墳-12
▼宮が尾古墳-13
▼宮が尾古墳-14(史跡有岡古墳群及び周辺地形模型)
▼宮が尾古墳-15
▼宮が尾古墳-16
引き続き、Vol.873-3/5をご覧ください。