Vol.552-1/4 毀誉褒貶に惑わされない。<史跡探訪-中讃編08:丸亀市土器町> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

新居宮池は語る

だんご山3兄弟と宮池の水上展望台。

宮池の水上展望台と奥に鷲ノ山。

 

 

頭上に広がる空間

 

 

Walking & Potteringの風景

血の池、屋島山上から見る五剣山(高松市屋島東町)

 

屋嶋城(やしまのき)-1(高松市屋島東町)

 

屋嶋城跡-2(高松市屋島東町)

 

屋島寺-仁王門、四天門(高松市屋島東町)

 

西尾根展望台から見る屋嶋城跡、小槌島と大槌島(高松市屋島東町)

 

畳石、板状節理(高松市屋島東町)

 

不喰梨(くわずのなし)、加持水(かじすい)(高松市屋島中町)

 

 

 

沁みる言葉

毀誉褒貶(きよほうへん)に惑わされない

 

失敗も、挫折も無いという人はいない。もしいたとしたら、よほど優れているか、何もしない人だろう。人は、なにほどか失敗し、挫折を経験しながら、今を生きている。

 

毀誉褒貶の世の中だから、失敗し挫折すれば貶(けな)され、その揚句が「人の不幸は鴨()の味」だ。同情をされもするが、そうした味も、こっそり賞味される。

そして、成功すれば褒められるが、同時にやっかまれもする。

私たちは何かにつけて、このようなことをネチネチとやっているのだ。

貶し貶され、やっかみやっかまれる。

考えてみれば馬鹿げた話ではあるが、他人のことはさておき、自分自身のアタフタはみっともない。

 

種田山頭火(1882-1940)の句に、----すべってころんで山はひつそり、というのがある。

峻険な山道でも歩いていたのか、足が縺(もつ)れ、滑って転んで無様なこと。それに日頃の無様が重なって、自分を貶す声が、耳元に蘇ってくる。つい、チクショウの一つも喚(わめ)いてみるが、奥深い山はその声を吸い取って、どこまでも森閑としている。

 

山頭火はその時、山に学んで、この句が出来たのだろう。

他人の不幸で感じるちっぽけな「味気なさ」より、堂々と前を向き自分が努力して掴む「幸せを感じる味」を賞味するのが、どれだけ貴く素晴らしいことか…私は努力を続けたい。

 

 

Flower arrangement

 

 

A seasonal flower 

史跡巡りの道中出会った紫詰草

ヨーロッパ原産で、牧草として明治初期に渡来し、全国に野生化している。茎は直立して高さ2060cmになり、開出毛が多い。小葉はふつう3個で、長さ25cmの楕円形。V字形の斑紋があるものが多い。花序のすぐ下に葉が1対つく。花は球状に集まってつき、紅紫色で長さ1.31.5cm。萼は長い毛が多く、萼片5個のうち1個が長い。花はほぼ無柄で、花期は58月である。

 

 

ウォキングコスのいているグラジオラス

夏花壇を彩るポピュラーな花の一つで、横向きに整然と並んで次々に咲き上がる様子は壮大で、花壇の中でも特に目を引く。すらりと伸びた花穂と剣のような形の硬い葉が特徴で、学名のグラジオラス(Gladiorus)はラテン語で「小さな剣」という意味があり、葉や蕾の形からつけられている。南アフリカを中心として欧州、西アジア、マダガスカルに180種ほどの原種が自生し、このうち熱帯アフリカや南アフリカの10種類ぐらいの種がもとになって多数の園芸品種が育成されている。

育成花期は610月である。

 

 

ウォキングコスにいている瑠璃茉莉(るりまつり)

南アフリカ原産で葉っぱは楕円形、横に這うような形に伸びる。

 

夏から秋にかけて長い間、水色のくっきりした5弁花が咲く。白花もある。

 

 

akijiiの塗絵-(110)

写仏-30.阿弥陀三尊像(あみださんぞんぞう)

西方の極楽浄土から やってきた、お迎えトリオ

三千院(さんぜんいん)(京都府)-2002年・国宝指定 

 

 

引き続き、Vol.552-2/4をご覧ください。