新居宮池の動静
先報の続きですが、会話は「私:よく分からないが」、「ご婦人:私は昨日、ご近所の方にお聞きしたのですが、お釈迦様が寝ている姿に見えませんか」、「私:そのように見ると、見えます。顔の部分で少し落ち込んでいるのは眼ですかねぇ~」、「ご婦人:そう言われれば、そのように見えます」といった内容でした。もう一度、ご覧ください。
宮池と涅槃仏(国分台、猪尻山、五色台-青峰)。
宮池と涅槃仏(説明)、阿蘇の大自然が生み出した神々しいお釈迦様の涅槃像。
沁みる言葉
傷つき乱れた心を調える
日本大衆文学の草分けの一人に、平山蘆江(ろこう)(1882-1953)がいる。
その蘆江の都々逸の代表作は、----このあたり/いつも二人で歩いたところ/思ひ出しては/廻り道、である。東京・目黒の五百羅漢寺に歌碑があるらしい。
この廻り道するのは誰か---。
訳ありの女と別れた男なのか、あるいは、連れ合いに不意に先立たれた男か---。いずれにせよ、ややうつむき加減に歩く後姿がイメージされる。暗いといえば暗いし、未練がましいかも知れないが、この世にある限り、思ってもみなかった不可解な別れに、人は弄(もてあそ)ばれる。
そんな時はしばらく、過ぎ去った日の思い出に身を委ね、ひたり切るようにしたいと思う。
私たちの社会はまだ「若さや明るさだけに価値がある」と考えているから、暗くて未練がましいイメージは、良くないが、輝いた一瞬を頼りに、怖ず怖ずとでも歩いて行けるから、遠慮などは要らない。
廻り道は、傷ついて乱れた心を調える道でもあるからだ。
Walking & Potteringの風景
国道377号線と高松自動車道の交錯地点-観音寺市大野原町大野原、豊浜町和田。
豊浜南部集会所、和田小学校跡碑(観音寺市豊浜町)。
五十鈴神社(観音寺市豊浜町和田)。
国祐寺(観音寺市豊浜町和田)。
獅子ケ鼻城木戸口、獅子鼻城址の石碑(観音寺市豊浜町和田)。
院内貝塚、姥ケ懐池(観音寺市豊浜町和田)。
<Flower arrangement>
頭上に広がる空間、空(そら)
◇史跡巡りの山中で出会ったスイカズラ(吸い葛)
別名はニンドウ(忍冬)、冬場を耐え忍ぶ事からこの名がついた。花は5-7月に咲き、甘い香りがある。花弁は筒状で、先の方は上下2枚の唇状に分かれ上唇はさらに4裂、はじめ白いが徐々に黄色くなる。そのため、一つの枝に白い花と黄色い花が同居することが珍しくない。
◇JR端岡駅の構内に咲いていたユッカ蘭
春と秋に二度咲きする。秋の花は、9月下旬頃から咲き出すものと、11月になってから咲き出すものに分かれるようだ。さらにそれが年を越して咲きつづけるものもある。アメリカ大陸が原産で、1596年にイギリスに渡り、日本へは明治中期に渡来した。葉は先端が尖り、固い。
お椀を逆さにしたような白い花がたくさん咲く。
◇ウォーキングコースのお宅の庭に咲いている蛍袋
開花時期は6月上旬~6月末頃で、まさに「袋」形の花である。英語では「bellflower(鐘の花)」という。名前は、「花の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見える」ところからきているらしい。
◇史跡巡りの道中で出会った季節外れの御柳梅(ごりゅうばい)
Vo522(2018.02.15)で掲載、冬から春が花期だが何かの巡り合わせで出会ったので掲載する。
<akijiiの塗絵-(102)>
写仏-22.重源上人坐像(ちょうげんしょうにんざぞう)
東大寺復興に尽くした、お坊さんのリアルな像
東大寺俊乗堂(とうだいじ・しゅんじょうどう)(奈良県)-1951年・国宝指定
引き続き、Vol.544-2/4をご覧ください。