Vol.538-1/5 冥の照覧。<史跡探訪-東讃編03:さぬき市富田東> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

新居宮池の動静

宮池の遊歩道の桜の葉っぱを透し抜ける陽光。

 
 

沁みる言葉

冥の照覧(みょうのしょうらん) 

 

五感で感じ取れるものは、何といってもリアルである。一方、心で感じ取らなければならないものは、そう簡単ではない。肝心の人の心のヒダなどは容易に見えないから、つい通り過ぎてしまう

後で気がつく何とかだ。

 

文化も蓄積できないことはないけれど、ウッカリすると、あっという間に旧(もと)の木阿弥の様となる。近代以降、最も気を配らなくなったのは「冥の照覧(みょうのしょうらん)だと云う。

冥とは、暗いとか目にみえない意味で、人間を超えたもののこと。

その視線が我が心に注がれている---、それが、冥の照覧である。

 

しかし、誰もが気になるのは人目で、それで人は皆、それなりに慎んだ自分になるが、人目のない時や人目の届かぬ心の内はどうか。やることは雑になり思いは乱れる。

そのことを、甘くみてはいけないのだ。

自己を大きく惑乱するものにもなる。我が心の内を照射するものに、改めて気掛けたい。

 

 

Walking & Potteringの風景

麻城-鳥瞰図、本丸跡(三豊市高瀬町上麻)

 

麻部神社(三豊市高瀬町上麻)

 

光照寺-大門、全景(三豊市高瀬町下麻)

 

池八幡神社-鳥居と社号標、本殿(三豊市高瀬町下麻)

 

歓喜院、高瀬七福堂(三豊市高瀬町下麻)

 

 
 

Flower arrangement

 
 

頭上に広がる空間、空(そら)

 
 

A seasonal flower 

ウォキングコスにたんぽぽの種子冠毛

どこででも見かけるポピュラーな花で、開花時期は3月上旬~5月末頃。種子の冠毛が丸く集まっているようすが「たんぽ」(綿を丸めて布などで包んだもの)に似ていることから「たんぽ穂」と名づけられ、「たんぽぽ」になった。

 

タネは風に乗って飛んでいく。耳の中に入れないように気をつけよう。

 

ウォキングコスのおいていたフレンチラベンダ

地中海沿岸原産、南ヨーロッパに多い。有名なハーブでいろんな品種がある。

晩春から夏にかけて、小さな花をたくさんつける。

北海道の富良野の「ラベンダー畑」が有名。花言葉は「繊細、優美」である。

 

 

ウォキングコスにいている躑躅(つつじ)

ツツジ科ツツジ属の植物の総称で、常緑または落葉性の低木。山地に自生し、公園や庭園に広く栽植される。花期は45月で、枝先に先端が五裂した漏斗形の美しい花を数個つける。

 

園芸品種が多い。ヤマツツジ・ミヤマキリシマ・サツキなど。

 

史跡巡りの道中出会ったシラー・ペルビアナ

星型の小花をたくさんつけた花序がよく目立ち、花色はポピュラーな青紫のほか、白花もある。

葉はやや肉厚の幅広葉で長く伸び、とても強健なので植え込みなどに何気なく咲いていることが多い。ヨーロッパ、北アフリカが原産地である。

 
 
 

akijiiの塗絵-(96)

写仏-16.十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)  

光明皇后(こうみょうこうごう)がモデルの 女子力が高い、美人観音

法華寺(ほっけじ)(奈良県)-1951年・国宝指定

 

 

 

引き続き、Vol.538-2/5をご覧ください。