Vol.494-1/3に続けてご覧ください。
<JR沿線をてくてく歩くさぬき路シリーズ>
今報から土讃線です。
42:《[土讃線] D18讃岐財田駅~D17黒川駅》
当区間は、鉄道線距離:2.3km/沿線歩き距離:3.2kmである。
▼JRさぬき路線図、実行コース図(実歩数:5,800)
▼讃岐財田駅名標とホーム(黒川駅方向)
▼讃岐財田駅前のタブノキ、四国のみち案内板
駅前のタブノキは、駅前の広場の中央に聳え立つ独立木で、駅前の説明板によると、その昔、芯が止まったために珍しい樹形となったようであるが、なぜ芯が止まったのかは分からない。樹高の割には枝張りの広がりが大きく、自然樹形と異なるところが印象的である。周囲は鉄柵が廻らされ、休憩椅子も置かれており、駅のシンボルとなっていることが良く分かる。なお、駅の北東には、県自然記念物に指定されている厳島神社があり、そこにはタブ林が残っている。
四国のみち(四国自然歩道)は香川県内28コースあるが、このJR讃岐財田駅は3コースの起点となっている。
<沿線歩きメモ>
▼讃岐財田駅をスタート、真っ直ぐ300mの道へ
<当区間のPOINT-1>
駅前から真っ直ぐ300メートルの道が当区間のポイント-1地点である。
300mの真っ直ぐな坂道なのである。しかもJR讃岐財田駅からいきなり真っすぐ出て、T字路に突き当たって終わりという、いわば一本の道が最初から最後まで真っ直ぐな坂道という、なかなか希有(けう)である。
一番下にピン10本立てて上から球を転がして、300mボウリングができるぞ。
▼真っ直ぐ300mの道-1
▼真っ直ぐ300mの道-2
<akijii立ち寄り地>正善寺・宝光寺・厳島神社
正善寺は浄土真宗 本願寺派の寺院である。
▼正面が正善寺(左は宝光寺)、正善寺-1
▼正善寺-2
▼正善寺-3
宝光寺は真宗 興正派の寺院である。
▼宝光寺-1
▼宝光寺-2
▼真っ直ぐ300mの道を振り返る
▼厳島神社へ寄る
厳島神社は、永世五年(1508年)に安芸国厳島神主佐長伊豆守道雅が、厳島神をこの地に請来したと伝えられる由緒ある仁祠である。この厳島神社には樹高22m、胸高幹周5.87mのタブノキを中心とした常緑広葉樹の社叢がある。高木層として、タブノキをはじめ、カゴノキ、ウラジロガシがあり、落葉広葉樹のエノキ、ムクノキも混生する。亜高木、低木層には、イチョウ、マサキ、フジ、ヤダケ等も生えている。(香川県)
▼厳島神社のタブ樹林、厳島神社-1
▼厳島神社-2
▼厳島神社-3
▼厳島神社-4
<沿線歩きメモ>
▼十郷橋(そごうはし)へ向かう-1
▼十郷橋へ向かう-2、四国のみち指導標
▼十郷橋へ向かう-3
▼林道山脇線/轟ノ滝/四国のみち指導標、十郷橋へ向かう-4
▼十郷橋へ向かう-5、前方に土讃線
▼十郷橋へ向かう-6、十郷橋が見えて来た
引き続き、Vol.494--3/3をご覧ください。