Vol.388-1/4に続けてご覧ください。
<かがわふるさと健康のみちシリーズ>
24:《沙弥島史跡めぐり(坂出市)》
<みちの特徴>
夢とロマンに満ちた、歴史と文化の島。恵まれた自然と瀬戸大橋を目のあたりに見ながら、潮の香が漂うなかを史跡めぐりができる。
<コース・距離・所要時間>
海の家→オソゴエの浜→長崎鼻石棺→城山→千人塚→理源大師堂→海の家(→2.4KM、0.7H)
<コース変更>
沙弥島バス停→オカンダ浜→オソゴエの浜→長崎鼻(石棺)→城山→理源大師堂→千人塚→金比羅神社→東山魁夷せとうち美術館→瀬戸大橋記念公園→JR坂出駅(13.5kmで、4時間を要した)
JR端岡駅から坂出駅に行き、市営バスでバス停「万葉会館」で下車しスタートした。
▼コースマップ、実行コース図
▼沙弥島万葉会館で下車しスタート、ナカンダ浜へ向かう-1
▼ナカンダ浜へ向かう-2
▼ナカンダ浜へ向かう-3、沙弥島小中学校跡を通過
坂出市立沙弥島小学校は2005年、中学校は2006年から休校が続いていたが、2010年に正式に廃校となった。統合先は小学校が坂出小学校、中学校が坂出中学校(校地は別々)。廃校舎は瀬戸内国際芸術祭の展示スペースとして使用されたこともある。
▼ナカンダ浜へ向かう-4(海の家) 、ナカンダ浜に着いた
ナカンダ浜は、史跡の浜ともいえる小じんまりした海岸である。満潮の時には、石畳の遊歩道のすぐ横まで海面がせりあがり、澄んだ水に小魚が並んで泳ぐのが見える。ナカンダ浜では縄文式土器、サヌカイト製石器が出土し、製塩に使用されたと考えられる古填時代前~後期(4~7世紀)の師楽式製塩土器も出土している。
▼ナカンダ浜から見る瀬戸大橋
▼長崎鼻へ向かう-1
▼長崎鼻へ向かう-2、遊歩道から見る瀬戸大橋
沙弥島の北端にある人麻呂岩は、人麻呂が沙弥島に漂着の際、和歌に詠んだ「死者」を視た場所といわれている。
オソゴエ浜の先端にある柿本人麻呂碑は、人麻呂の詠んだ和歌の心を後世に伝えるため、坂出出身の作家中河与一氏が昭和11年に建立した。
▼遊歩道から見る人麻呂岩、柿本人麿碑
▼長崎鼻へ向かう-3
▼長崎鼻へ向かう-4
▼人麻呂岩へ降りる、人麻呂岩の横から見る瀬戸大橋
▼長崎鼻へ向かう-5、長崎鼻に着いた
長崎鼻石棺は、北西丘陵の先端に位置する弥生時代後期の石棺で、ここからは西に牛島や本島、北に与島が眺望でき、海上を見渡せる景勝の地に位置している。この石棺は、昭和61年の遊歩道工事に伴い、発見されたもので、平成8年に内部調査が実施された。石棺幅約60cm、長さ約1.9mで、主軸は南西方向に配置されている。北東壁が40cmと狭くなっていることから、埋葬者の頭部を南に配置したものと考えられる。
▼長崎鼻石棺の案内板、長崎鼻から見る瀬戸大橋
▼白石古墳広場へ向かう-1
▼白石古墳広場へ向かう-2、タンポの石棺-1
▼タンポの石棺-2、白石古墳広場へ向かう-3
▼白石古墳広場へ向かう-4
▼白石古墳広場に着いた、白石古墳広場
▼理源大師堂へ向かう-1
▼理源大師堂へ向かう-2(城山城址)
▼理源大師堂へ向かう-3
▼理源大師堂へ向かう-4
▼理源大師堂へ向かう-5
▼理源大師堂へ向かう-6
引き続き、Vol.388-3/4をご覧ください。