Vol.380-1/4に続けてご覧ください。
<かがわふるさと健康のみちシリーズ>
16:《笠田遊歩道(三豊市)》
<みちの特徴>
地元の人たちが、毎朝健康づくりのためにウオーキングしているコースである。権兵衛神社の国道11号線以外は、交通量が少なく安全で、神社、広場、遊歩道、公園などひと休みできる施設が揃っている。
<コース・距離・所要時間>
権兵衛神社→大津池→宇賀神社→生目神社→権兵衛神社 (3.0KM、1.0H)
<コース変更>
JR高瀬駅→国市池→権兵衛神社→大津池→宇賀神社→生目神社→権兵衛神社→柞原寺→JR高瀬駅 (11.5km、3時間45分を要した)
JR端岡駅から高瀬駅へ行き、当コースをスタートした。
▼コースマップ、実行コース図
▼JR高瀬駅で下車しスタート、国市池(くにいちいけ)に向かう-1
▼国市池へ向かう-2(右折)、国市池へ向かう-3
▼国市池へ向かう-4
▼国市池へ向かう-5、右方向に爺神山(とかみやま)
爺神山(標高227m)は讃岐七富士のひとつで、別名は高瀬富士である。
▼国市池へ向かう-6
国市池は、自然豊かなため池で、耕作が終わり減水の時期になるとハマシギ、シロチドリやコサギ、ダイサギ、アオサギのサギ類の大群が飛来する。冬季にはカモがピーク時には1000羽を数えそれにまじり毎年、珍しい鳥が飛来するため、野鳥愛好家が野鳥観察のため多く訪れる。また、隣接する香川県立高瀬高等学校のカヌーの部練習場となっており、湖面での練習と池周辺(2,170m)の、ジョギングや散歩等親水空間としても活用されている。
満濃池は別格として、讃岐の国一番を誇る大池であることから「国一池」として明治初期まで約200 年にわたって表記されていた。また、丸亀藩内第一のため池ということで、国一池と命名されたとも伝えられていたが、明治初期以降「国市池」と改記された。
▼国市池に着いた、国市池
▼高瀬高校グランドのカヌー搬入搬出口、国市池へのカヌー搬入搬出ゲート
高瀬高校のカヌー部は名門で全国高等学校総合体育大会カヌー競技大会インターハイ、国民体育大会などで男女共に何度も全国制覇を達成しており、世界大会出場者も輩出している。
▼カヌー練習から帰還、カヌー格納の様子
▼権兵衛神社へ向かう-1
▼国市池と爺神山、権兵衛神社へ向かう-2
▼権兵衛神社へ向かう-3、松葉崎池手前を右折
ここから大津池までは四国のみち(国土交通省のルート)を歩んで行く。
▼権兵衛神社へ向かう-4
▼権兵衛神社へ向かう-5
▼権兵衛神社へ向かう-6
▼権兵衛神社へ向かう-7
国道11号線、豊中町へ入った。
権兵衛神社(七義士神社)は、国道11号線沿い、長池そばに鎮座する神社で、鳥居をくぐり境内に入ると、正面に拝殿、その横に芝居小屋がある。権兵衛神社は、1750年1月に起こった、讃岐最大の一揆の首謀者として処刑された、七人の義民(義人)を祀る神社で、明治明治36年に建てられた。
鳥居右手に大西権兵衛の辞世の句「此の世をば泡と見て来しわが心 民に代わりて今日ぞ嬉しき」が刻まれた大きな碑がある。境内にある記念碑を見ると、五十年事に立てられているようで、社殿横の芝居小屋も、二百五十年祭の事業として建てられたようだ。
▼権兵衛神社が見えて来た、権兵衛神社に着いた
▼権兵衛神社
▼天保山親水公園(浮島)へ向かう-1
▼天保山親水公園(浮島)へ向かう-2
▼天保山親水公園(浮島)へ向かう-3(大津池)
四国のみちはここでお別れて、眉山の方向へ進みます。
▼笠田小学校、屏風浦へんろ道の道標
引き続き、Vol.380-3/4をご覧ください。