新居宮池の風景
宮池の遊歩道。
Walking & Potteringの風景
亀鶴公園-宮池堤から見た亀に見える亀島、宮池堤から見る白山が見事。
<どう捉え、どう考えるべきか>
良寛-10/15:悲しんだり愚痴ばかりだと、不幸がみんな集まってくる
人がこの世に生きるのはごく短い間で、にわかに死んで消えることは、道のほとりに積もる塵(ちり)のようである。朝(あした)にはつやつやした少年であっても、夕暮れには霜のように白い髪の毛になってしまう。それなのに、人びとはまったく心に悟るところがないので、いつまでも意思に反して苦しむことになるのである。あなた方に尋ねたい。この世の人びとは、何をもって生きる指針とするのか。
(草堂集-147)
人生はほんの短時間で「少年は老いやすく学なりがたし」などといわれる。それほどの無常迅速の現実の中で、心に決めて悟るところがなければ、いつまでも苦しむことになると良寛さんはいう。たしかに、暑さも寒さも嘆きの口実になり、晴れの日も曇りも雨の日も愚痴の種にならないものはない。面白いことに、事につけて悲しんだり愚痴の種を見つけてはボヤいていると、ついには世の中の不幸がみんな集まってくることになるものである。その反対に、事につけてすべてを喜んだり感謝していれば、幸せごとが次から次へと訪ねてくるようになるものだ。だから人は早目に人生の本質を見きわめ、ただ漫然とでなく目標をしっかりと定めて生きなくてはならない、と良寛さんは忠告する。速いとか遅いとかの違いよりも、これは何のためにそうする必要があって、自分はどうするかの選択をはっきりさせなくてはならない、といっているように見える。
この世は宿屋のように仮のやどであり、人の命は朝露に似てはかないものである。修行するに適したよい時はいつの間にか失い易く、正しい仏の教えにもたやすく出会えるものではない。進んで前向きに生きる活力を身につけるようにしなければならない。日々を新たな気持ちで充実させるなら、新しい希望もまた次々に現れてくるようになるものだ。
<Flower arrangement>
A seasonal flower
◇ウォーキングコースに咲いていた紫御殿(むらさきごてん)
開花時期は6月上旬~11月末頃、原産地はメキシコ地方で、葉が全面的に紫で花も紫の紫づくめである。名前もそこから来たのだろうが、けっこう長いあいだ咲いている。別名は「パープルハート」(紫のハート)である。
◇ウォーキングコースに咲いていた薄(ススキ)
秋の月見のおそなえとして欠かせないもの。中秋の名月(十五夜)には収穫物と一緒に供えられるが収穫物を悪霊から守り、翌年の豊作を祈願する意味がある。屋根材のほかにも、炭俵用、家畜の飼料用などとしてもよく利用される。諸説あるが、ススキの「スス」は、葉がまっすぐにすくすく立つことを表わし、「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」だと言われている。
さぬき市菊花展
さぬき市菊花同好会が、みろく自然公園で開催(10/19~11/14)した「さぬき市菊花展」へ行ってきました。
▼展示会場
▼展示-1
▼展示-2
▼展示-3
今に息づく その時 あの言葉 その時 歴史が動いた
今に立ち直る 必ず日本は立ち直る 吉田 茂
1950(昭和25)年11月24日 アメリカ政府 対日講和七原則を公表
戦後、アメリカの占領下となった日本。敗戦の代償の大きさに国民が不安にかられる中、米ソの冷戦が始まり日本は新たな課題を突き付けられる。すべての国と講和し中立を保つのか、西側諸国との講和を優先するのか国内では意見が対立。時の総理大臣・吉田茂は、日本を立ち直せるためには犠牲を最小限にとどめた講和を実現すべきだと考え、アメリカに密使を派遣。米軍の日本駐留を申し出て、有利な講和条件を引き出そうとする。密使はアメリカを動かし、アメリカは対日講和七原則を公表。日本は寛大な講和により独立へ歩み始めるが、米軍駐留や再軍備などの課題を背負うこととなる。
<Akijii展、想い出の風景-Ⅰ(四国のみち編:13)>
今報の想い出の写真は「雲辺寺山のへんろみち」です。
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引き続き、Vol.363-2/3をご覧ください。