Vol.324-1/2に続けてご覧ください。
<かがわの河川と橋のsketchシリーズ>
⑰-1/2:《弘田川と橋》
当シリーズ第17回目は「弘田川に架かる主要な橋」です。
弘田川(ひろたがわ)は、その源を香川県善通寺市と三豊市の境界に位置する大麻山(標高616.3m)に発し、善通寺市街地を流れる中谷川を合わせ北流して多度津町に入り、桜川、二反地川、観音堂川を合わせ、多度津町西白方において瀬戸内海に注ぐ幹川流路延長約10.2km、流域面積約33.7km2 の二級河川である。
その流域は、西側に大麻山、我拝師山、弥谷山などの山脈が連なり、東側に善通寺市、多度津町の平野部が広がっている。上流域は、善通寺市の市街地が広がり、市街地の周辺は市街化が進行している。
下流域は、JR予讃線と土讃線の分岐点となり、昔から海陸交通の要衝である多度津町の西側に位置し、海岸寺などの文化遺産もある。このように、当該地域の社会基盤が形成されていることから、本水系の治水・利水・環境についての意義は大きい。
《河口の自治体:多度津町》
取材コースは有岡大池から河口まで9.5kmである。
主な橋梁は、(有岡大池)[48]→01.銘板なし橋A[32]→02.南陵橋[28]→03.銘板なし橋B[27]→04.銘板なし橋C[26]→05.香色橋[25]→06.濟世橋[25]→07.銘板なし橋D[24]→08.富士見橋[24]→09.朝日奈橋[20]→10.銘板なし橋E[22]→11.新設工事中の橋梁[16]→12.弘田川新橋[16]→13.弘田川大橋[15]→14.高松自動車道の橋梁[15]→15.弘田川橋[13]→16.弘田新橋[11]→17.銘板なし橋F[12]→18.銘板なし橋G[9]→19.山階橋[7]→20.水月橋[6]→21.岡兵田橋[5]→22.足切橋[5]→23.JR予讃線の橋梁[4]→24.兼友橋[7]→25.銘板なし橋H[3.5]→26.豊稔堰[3.3]→27.工事中の高架橋[3]→28.楚与津橋[2.7]→29.海岸寺橋[2.5]→(河口)[2.5] *[]:近辺の海抜(m)を表す。
JRで輪行して、土讃線の善通寺駅で下車し、マイチャリンコで有岡大池まで行き、当池をスタート地点として河口へ向け出発した。
当報と次報の2回で、ご案内します。
選出した写真
▼弘田川map、スタート地点(有岡大池)のakijii
大池の周りには遊歩道が整備され、後ろには大麻山と我拝師山(五岳山)が鎮座している。
王墓山古墳は、史跡公園として整備されていて、古墳のまわりを巡ることも上に昇ることもできる。ここからは、善通寺の五重塔をはじめ市街地が見渡せる。古墳のまちでもある善通寺市には、大小400基もの古墳が確認されている。その中でも有岡古墳群は、同じ系統による一族の墓と考えられる古墳が集まっていて、国の指定史跡になっている。
済世橋は、弘法大師が中国に御修行の砌(みぎ)り洛陽の洛水に架かる天下の名橋、天津橋を渡られました。
その故事により、このところ天津橋を復元し往時を偲ぶものであります。(現地案内板より)
善通寺は、真言宗善通寺派の総本山で、屏風浦五岳山誕生院と号し、本尊は薬師如来である。
四国88箇所霊場の第75番、真言宗18本山1番札所で、和歌山県の高野山、京都府の東寺と共に弘法大師3大霊場に数えられる。
甲山寺(こうやまじ)は、真言宗善通寺派の寺院で、医王山 多宝院・甲山寺と号する。本尊は薬師如来で、四国88箇所霊場の第74番札所である。
準備中の動画
次報で弘田川の動画を準備していますので、お待ちください。
想いde動画<アーケード商店街の今-高松市以外の編>
今報テーマの準備中動画に変えて、当blogを開始して色々な取材活動をして、今までにblog掲載した写真を使って「想いde動画」にしてみましたので時間があればご覧ください。
これは「akijii自由人1周年記念」として制作したものの一つです。
<再生時間:7分弱>
↓
▶▶▶▶▶▶ 今報了◀◀◀◀◀◀