Vol.322-1/2に続けてご覧ください。
<かがわの河川と橋のsketchシリーズ>
⑯-1/2:《金倉川と橋》
シリーズ第16回目は「金倉川に架かる主要な橋」です。
金倉川(かなくらがわ)は、香川県の丸亀平野を流れる河川で二級水系の本流、延長20.5kmである。
財田川水源の北東、まんのう町塩入付近に端を発し、満濃池の東南端に注ぎ込む。
現在の金倉川は平野の自然な傾斜に合っておらず、江戸時代に西嶋八兵衛によって改修されたのではないかとする説がある。
《河口の自治体:丸亀市》
満濃池の北側にある堰より流出し琴平町市街地を貫き、丸亀平野を北北東に流れて中津万象園付近で瀬戸内海に注ぐ間を取材した。
主な橋梁は、(満濃池)[153]→01.蛍見橋[116]→02.池下橋[110]→03.吉井橋[94]→04.岸ノ上橋[89]→05.神野橋[86]→06.出雲橋[83]→07.豊稔橋[80]→08.国道377号線に架かる高架橋[79]→09.雄装軒橋[76]→10.JR土讃線の橋梁[75]→11.五條橋[74]→12.東橋[73]→13.川向橋[72]→14.祇園橋[70]→15.鞘橋[69]→16.汐見橋[69]→17.今橋[68]→18.一之橋[67]→19.栄橋[65]→20.玄孝橋[65]→21.大宮橋[65]→22.高籔橋[61]→23.昭和橋[63]→24.JR土讃線の橋梁[59]→25.大麻橋[58]→26.平松橋[52]→27.象郷橋[47]→28.櫛梨橋[38]→29.与北橋[30]→30.木与上橋[29]→31.籠川橋[22]→32.国道319号線の高架橋[23]→33.高松自動車道の高架橋[23]→34.五条橋[16]→35.金蔵寺橋[15]→36.金蔵寺新橋[14]→37.競技場大橋[10]→38.金倉橋[8]→39.健康橋[7]→40.水門橋[4]→41.(幸橋)中津橋[4]→42.JR予讃線の橋梁[4]→43.中津大橋[3]→(河口)[3] *[]:近辺の海抜(m)を表す。
JRで輪行して、土讃線の琴平駅で乗り換え、塩入駅で下車した。
一呼吸して、スタート地点の満濃池へ向かった。
当報と次報の2回で、ご案内します。
選出した写真
▼金倉川map、満濃池の地名板とakijii
満濃池は8世紀初頭に、金倉川をせき止めて作られたと言われる。このように、金倉川は古くから丸亀平野の灌漑用水として用いられてきた。また金刀比羅宮の麓を流れていることから、江戸時代には参拝客が禊(みそぎ)を行い「禊川」の別名もあったとされる。
満濃池の樋門及び底樋管は、弥勒石穴建設で信望を得た軒原庄蔵が、安政の地震で決壊した満濃池堰堤下の石樋に代えて建設するに始まる全長197mの底樋隧道とその出口である。坑口周りに五角形の迫石を用い、石造のコーニス、袖壁、柱頭付端柱とで坑門を飾る。平成12年2月15日に文化庁登録有形文化財に認定される。
鞘橋は、琴平町内を流れる金倉川に架かる、全国的にも珍しい屋根を持つアーチ型の木造橋。
現在地に移築の後は、主として神事専用の橋となり、金刀比羅宮の御旅所で行われる年三回の祭典にのみ使用されている。平成10年4月、国の登録文化財に指定される。屋根は銅葺唐破風、両岸より組み出しの構造のため「浮橋」とも呼ばれている。
準備中の動画
次報で金倉川の動画を準備していますので、お待ちください。
想いde動画<アーケード商店街の今-高松中央商店街の編>
今報テーマの準備中動画に変えて、当blogを開始して色々な取材活動をして、今までにblog掲載した写真を使って「想いde動画」にしてみましたので時間があればご覧ください。
これは「akijii自由人1周年記念」として制作したものの一つです。
<再生時間:7分強>
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