Vol.322-1/2 基本を疎かにせず…。<かがわの河川と橋-⑯-1/2:金倉川と橋> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

新居宮池とWalking & Potteringの風景

夕日を映す宮池の池面と上空の雲。

  
高知の桂浜に立つ坂本龍馬像(正面と背面)

  



<どう捉え、どう考えるべきか>

基本を疎かにせず…。

『荘子(そうし、そうじ)』に、「将(あせ)らず、迎(むか)えず、応(おう)じて而(しか)して蔵(おさ)めず」という言葉がある。過去を追わず、将来に取り越し苦労をせず、その時機に応じて適切な措置を取り、その結果を淡々と受け止めて心に留めない指導力のことである。過去に囚われ、将来を憂えているばかりでは、事態は好転しない。当面の変化にはその都度的確に対応し、しかもいつまでもそこに留まることなく、速やかに次に備えることだ、と著名な経営者が解説している。


基本に立ち返り、淡々と、着実に、為すべきことを実行していくことこそが、一番大事なのである。

数年前には、世界経済の約50%を握っている日米欧が、間もなくBRICS((ブリックス)、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)などの新興国に駆逐されるだろうと盛んに言われていたが、これらの国々もインフレで軒並み成長が鈍化し、新世紀の世界秩序はいまだ混沌の中にある。


今はすべての国、すべての分野に、明るいチャンスがある一方で、一歩間違えば奈落の底に転落する危険性を孕んでいるという状況であろう。

ここから活路を見出していくには、やはり、「将らず、迎えず、応じて而して蔵めず」というプロフェッショナルな対応力を、現実の場でどれだけ実践できるかが大きな鍵を握ることになるだろう。

要は、基本を疎かにせず、どのような状況にもきちんと対応し続け、その力をしっかりと養うことである。このことによって道は必ず開けてくると思うが、貴方はどのように考えますか。

 

A seasonal flower 

宮池の遊道の植えみにいているキリシマツツジ

  
九州に自生するヤマツツジとミヤマキリシマとの交配種だと言われる。江戸時代の寛永年間(16241644)に、薩摩で作出された。秋から冬にかけて紅葉する。属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)endron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。開花時期は45月で、枝先に23輪の花をつける。花径は23センチで、花の色は紅色ないし白である。雄しべは5本で、萼片は長い楕円形で小さい。

  

 

小生の庭の鉢にフリジア(浅黄水仙あさぎずいせん)

  
春に鮮やかな黄色の花が咲く。アラジンという種類が有名。他に、赤、白、紫などがある。オランダのバールマンさんが南アフリカで発見した。とっても甘くいい香り♪花言葉は「期待、感受性、純潔、あこがれ」である。

  
 

Flower arrangement

 


今に息づく その時 あの言葉 その時 史が動いた

固軍、援(たすけ)絶えて俘囚(ふしゅう)となる 顧みて君恩をおもえば 

涙、更に流る 義を取り、生を捨つるはわが尊ぶところ 

快く受けん電光三尺の剣 ただまさに一死をもって君恩に報いん        近藤 勇

1868()425日 近藤勇、刑される

幕末に名をはせた新撰組だったが、鳥羽・伏見の戦いで官軍に敗北。将軍・徳川慶喜が朝廷に政権を返した後も、局長・近藤勇らは引き続き慶喜の警護に当たり、将軍のもとで忠節を尽くす。慶喜は朝廷・官軍に恭順の意を示すが、近藤は旧幕府の実力者・勝海舟らと連携をとり、再起を図ろうと画策していた。しかしあえなく捉えられた近藤は、厳しい尋問を受ける。旧幕府軍としての反逆行為とみなされれば慶喜に累を及ぼすと考えた近藤は、自分の一存だと言い張り、主君への忠節を表した辞世を残し処刑される。江戸城は無血で官軍に明け渡された。



Akijii展、再展示

今報は切り絵大友宗麟」です。

 

引き続き、Vol.322-2/2をご覧ください。