新居宮池とWalking &
Potteringの風景
夕日に映える宮池。
16.「人が動く」と言うことの論理とは・・・№2/2。
先報に引き続き№2/2を掲載します。
◆リーダーの仕事は、「いかにして人を動かすか」である
社員や部下、顧客やユーザーに何を提供していけば、納得して動いて貰えるのか。
計画、企画、戦略というのは、いわばこのプレゼンテーションのためのツールの一つに過ぎない。
最初は相手のニーズ、要望を掴んで的確かつスピーディに応えていく。
全てはここからスタートするのである。
人を動かすのが下手なリーダーというのは、そうした絞込み、すなわち相手が何を求めているのかをしっかり掴まずに、あれもこれもと総花的に与えようとする。
だから「過ぎたるは及ばざるがごとし」の諺どおり、相手はかえって負担を感じて煩わしくなり、心が離れてしまうのである。
◆「カッ」と発奮のできる人間に育てる
叱ったり、降格した時に「カッ」となってやり直しの出来る人間に育てるのが、人材育成の全てだ。
人情の機微を知り、温情と冷酷さを持ち合わせ、叱られた部下が「何くそ、これくらいで負けてたまるか」と発奮するように叱って、闘争心に火を付けてこそ意味があり、後々「あのときに叱って貰ったおかげで・・・」ということになる。
厳しさのなかにも愛情が溢れ、個性やタイプに応じて、手間暇をかけてじっくりと一人前に育て上げていく。
俗に言う「手塩にかける」である。
◆危機感と悲壮感とは混同してはならない
単に「景気が悪くて大変だ」などと騒ぎ立てるだけでは悲壮感は生まれても、危機感は育たない。
「大変な時代になったが、これだけのことをやれば大丈夫」という明確な指針をトップ、リーダーが示してはじめて、危機感をバネにすることが出来る。
夢やロマン、目標や指針のない悲壮感では人は動かない。
◆会社の経営は、原理原則に従って当たり前のことを当たり前にやる
これ以上でもなければ、これ以下でもない。
唯一、継続こそが力であって、誰にでも解っている当たり前のことを、いかに持続させていくか。
勝負を決するのは、極論すればこれだけである。
2報で掲載した「人が動く」に関して、如何でしたか。
A seasonal flower
ウォーキングコースのお宅の庭に咲いていた木瓜(ぼけ)
開花時期は11月下旬~翌4月中旬頃で、11月頃から咲き出す花は春に開花するものと区別するために「寒木瓜(かんぼけ)」と呼ばれることがある。中国原産で、実が瓜のような形であるところから「木瓜」。
花言葉は「指導者、先駆者」である。
<Flower arrangement>
<Akijii展、再展示>
今報はシェイプアートの「縁起物「こけし」」です。
引き続き、Vol.319-2/2をご覧ください。