Vol.319-1/2 「人が動く」とは・・・2/2。<かがわの河川と橋-⑭:大束川と橋> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

 新居宮池とWalking & Potteringの風景

夕日に映える宮池。

  
高松市番町の地下道。

  
  
 


<どう捉え、どう考えるべきか>
経営マネジメントへの想い

16.「人が動く」と言うことの論理とは・・・№2/2

先報に引き続き№2/2を掲載します。


◆リーダーの仕事は、「いかにして人を動かすか」である

社員や部下、顧客やユーザーに何を提供していけば、納得して動いて貰えるのか。

計画、企画、戦略というのは、いわばこのプレゼンテーションのためのツールの一つに過ぎない。

最初は相手のニーズ、要望を掴んで的確かつスピーディに応えていく。

全てはここからスタートするのである。

人を動かすのが下手なリーダーというのは、そうした絞込み、すなわち相手が何を求めているのかをしっかり掴まずに、あれもこれもと総花的に与えようとする。

だから「過ぎたるは及ばざるがごとし」の諺どおり、相手はかえって負担を感じて煩わしくなり、心が離れてしまうのである。


◆「カッ」と発奮のできる人間に育てる

叱ったり、降格した時に「カッ」となってやり直しの出来る人間に育てるのが、人材育成の全てだ。

人情の機微を知り、温情と冷酷さを持ち合わせ、叱られた部下が「何くそ、これくらいで負けてたまるか」と発奮するように叱って、闘争心に火を付けてこそ意味があり、後々「あのときに叱って貰ったおかげで・・・」ということになる。

厳しさのなかにも愛情が溢れ、個性やタイプに応じて、手間暇をかけてじっくりと一人前に育て上げていく。

俗に言う「手塩にかける」である。

 

◆危機感と悲壮感とは混同してはならない

単に「景気が悪くて大変だ」などと騒ぎ立てるだけでは悲壮感は生まれても、危機感は育たない。

「大変な時代になったが、これだけのことをやれば大丈夫」という明確な指針をトップ、リーダーが示してはじめて、危機感をバネにすることが出来る。

夢やロマン、目標や指針のない悲壮感では人は動かない。


◆会社の経営は、原理原則に従って当たり前のことを当たり前にやる

これ以上でもなければ、これ以下でもない。

唯一、継続こそが力であって、誰にでも解っている当たり前のことを、いかに持続させていくか。

勝負を決するのは、極論すればこれだけである。


2報で掲載した「人が動く」に関して、如何でしたか。



A seasonal flower 

ウォキングコスのお宅の庭にいていた木瓜(ぼけ)

  
開花時期は11月下旬~翌4月中旬頃で、11月頃から咲き出す花は春に開花するものと区別するために「寒木瓜(かんぼけ)」と呼ばれることがある。中国原産で、実が瓜のような形であるところから「木瓜」。
花言葉は「指導者、先駆者」である。

  
 


Flower arrangement

 



Akijii展、再展示

今報はシェイプアトの「起物「こけし」」です。

 

引き続き、Vol.319-2/2をご覧ください。