Vol.286-1/3 バランスを…。<四国のみち(国交省)20-2/2:大窪寺--水主神社> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

今報の雑学 卵が立つのはなぜ

14921012日、コロンブスがアメリカ大陸を発見した。

コロンブスがゆで卵の底を割って立てたのは有名な話。宴会の席上、「新大陸を発見できたのは単

なる偶然にすぎない」とけなされたコロンブスは、みんなに向かっていった。

「それでは、この卵を立てられますか」。だが誰も立てることはできなかった。

すると彼は卵の底を割って立ててみせ、「新大陸の発見もこれと同じこと。何でも人のやった後でや

るのは簡単だ」と言ったとか。

コロンブスは卵の底を割って立てた。だが卵は割らなくてもそのままで立つ。

そんな馬鹿な!と言う人がいるかもしれないが、これは本当である。

卵の底の部分は丸くなっているので、一見すると立ちそうにもない。

ところが卵の殼には小さなぶつぶつがついており、その中の三つのつぶがちょうど三脚の役目を果

たすので、立たせることができる。嘘だと思う人は、一度お試しあれ。たいていの卵は立つ。

但し、その際には心を落ちつけてやること。 



Flower arrangement


<どう捉え、どう考えるべきか>

バランスを取る自分…。

先般、ある雑誌でドロシー・ロー・ノルトというアメリカの教育博士がつくったという詩に出会いましたので紹介します。ゆっくり噛み締めるように読んでみてください。



自分に正直になったとき、大事なことにづく

で何かをしているとき、大事なことにづく

捨ててもいいと思ったとき、大事なことにづく

わってもいいと思ったとき、大事なことにづく

少し待とうと思ってとき、大事なことにづく

人にるのをやめたとき、大事なことにづく

思いがけないところで、大事なことにづく

じっと見つめたとき、大事なことにづく

じっと聞いたとき、大事なことにづく

新しい人に出ったとき、大事なことにづく

人を責めるのをやめたとき、大事なことにづく

失敗し、失望したとき、大事なことにづく

違うみちを選んだとき、大事なことにづく

大事なことにづくのは、難しいことじゃない

いつも心を開いていたい

いつも耳を澄ましていたい

そうすれば

あなたはづく

あなたは出

の自分に

この雑誌には解説文が付いていて、要約すると次のようなものです。

詩に「大事なことに気づく」という言葉が多く添えられているが「大事なこと」とは何も特別なことではない。それは私たちがついつい見過ごしている日常の一コマである。例えば左手を怪我したとすると最初は「利き手でなくて良かった」と思う。しかし、紐を結ぶにも、包丁を使うにも、ファスナーを開けるにも、右手だけではとても不便で、この時、左手の働きというものに気づくのである。右手と左手がどちらも等しく大切であるように、世の中はすべて陰陽のバランスで成り立っている。男女、雌雄、天地、表裏、明暗、凹凸…、これらが常にバランスを保っているから社会は発展し、どちらかに傾くと秩序は崩れる。人生は良いことばかりは起きない。しかし、悪いことばかりも起きない。何か嫌なこと、辛い出来事に遭遇した時には、「この出来事が自分に何の益をもたらしてくれるだろうか。この辛い体験から何を学べばよいのだろうか」と自分に問い掛けてみよう。世の中に何の意味もなく起こることは一つもない。怪我をしたのも「左手をもっと大切にしなさい」というメッセージだったのだろうか、と受け止めてみることが大切である。このように起こる出来事に感謝して考えを切り替えることで大切な答えが見つかり、いつの間にかバランスを取っている自分の姿に気づくはずである。

私たち人生の様々な局面で、初めて気づくことが沢山あるが、触れた何気ない言葉は深く魂に浸透し、人生を支える大きな力となることも少なくない。



新居宮池とWalking & Potteringの風景

爽やかな朝の遊歩道。

弘田川河口と沖に亀笠島(無人島)

A seasonal flower
ウォキングコスにいていた金木犀(きんせくせい)


開花時期は9月下旬~10月上旬頃で、10中旬頃に別の枝先の花が咲いて「再びあの香りが…」ということもある。とてもよい香りで9月下旬か10月上旬頃のある日突然、金木犀の香りが始まるのだが、それは年によって928日だったり、103日だったりする。それまで匂わなかったのに、どの花も一斉に匂い出すのが不思議である。咲いているあいだじゅう強い香りを放ち、かなり遠くからでも匂ってくる。
どこで咲いているのかを探すのも楽しみのひとつだ。
咲いたあとで雨風があるとあっけなく散ってしまうのははかない。
中国南部の桂林地方が原産で、中国語では”桂”は木犀のことを指し、「桂林」という地名も、木犀の木が沢山あることに由来するらしい。

江戸時代初期の頃に渡来した。


Akijii展、再展示
今報は切り絵織田信長」です。








引き続き、Vol.286-2/3をご覧ください。