今報の雑学 老舗を「しにせ」とよむのはなぜか
大正12年の今日、老舗の三越(東京)が初のバーゲンセールを実施。
老舗は音読みすると「ろうほ」で、「代々同じ商売を続けている店」のことをいう。何代も続いているということは、すなわちその店の品が人々の信頼を得ている証しでもあるので、大切な贈り物などには、そうしたお店の品を選んだりする。ところで老舗は「しにせ」とも読み、「ろうほ」よりこちらの方が通りがいい。この「しにせ」というのは、江戸時代、商業の中心他だった大阪近辺で使われていた「仕似(しに)せる」という言葉に由来する。例えば井原西鶴の「世間胸算用」に「親の仕似せたる事を替へて・・・」という文章がみえるが、仕似せるとは「似せる、真似る」という意味。それがやがて親の経営を真似て店を守るという意味に変化し、一方「仕似せる」が名詞化して「しにせ」になった。そして「しにせ」には老舗(ろうほ)の意味でもあるので、「老舗」と書いて「しにせ」と読ませるようになった。
<Flower arrangement>
貴方の「その人」は…。
神や仏に向かって嘘をつく、世辞や愛想を言う人はいない。どんな巧妙なカラクリも通じないからだろうが、もっと本質的なところには、なにもかも許してもらえるからだと想う。
相田みつを氏の書に「その人」があるが、下記に掲載します。
その人の前にでると 絶対にうそが言えない そういう人を持つといい
その人の顔を見ていると 絶対にごまかしが言えない そういう人を持つといい
その人の眼を見ていると 心にもないお世辞や
世間的なお愛想は言えなくなる そういう人を持つといい
その人の眼には どんな巧妙なカラクリも通じない その人の眼に通じるものは ただほんとうのことだけ そういう人を持つといい
その人といるだけで 身も心も洗われる そういう人を持つといい
人間にはあまりにも うそやごまかしが多いから 一生に一人は
こまかしのきかぬ人を持つがいい
一生に一人でいい そういう人を持つといい
信仰のある人にとっては、神や仏が「その人」であろう。信仰のあるなしに関わらず、「その人」のような先生に出会えたら、どんなに幸運であろうか。
小生、自分のことを顧みるに、こわい人が「その人」だが、本当に最高の「その人」だと思う。
生き方の指針を示してくれて、こわい人だが最後には必ず許してくれる人であった。
貴方の「その人」とは…。
新居宮池とWalking & Potteringの風景
遠くの東家が一際映える宮池。
丸亀市富士見町から見る上真島(かみましま)と瀬戸大橋。
A seasonal flower
ウォーキングコースに咲く黄槿(はまぼう)
開花時期は7月下旬~8月上旬頃で、黄色のとても爽やかな花である。
浜に生える”朴の木(ほおのき)”で「はまほお」、次第に「はまぼう」になった。
漢字だと「浜朴」と書き、「黄槿」の漢字はなんとなく当て字っぽい。
<Akijii展、再展示>
今報は新聞ちぎり絵「新居宮池の排水口モニュメント」です。
[作品][写真]






