Vol.269-2/3に続けてご覧ください。
▼青ノ山墓地公園2
▼宇多津町寺社巡りへ進む4、円通寺(えんつうじ)・多聞寺(たもんじ)へ
▼円通寺
讃岐33観音霊場第30番札所である。境内は室町時代の足利三代将軍義満の官領細川頼之公の居館跡と伝えられている。
▼多聞寺
室町時代創建の真言宗の寺で、隣接する円通寺とともに、細川頼之公の居館跡と伝えられている。境内には、頼之公お手植えと伝えられる槇柏の木がある。
▼南隆寺(なんりゅうじ)へ、南隆寺1
室町時代創建の曹洞宗の寺である。当寺は、本山から認可された企業、公務員等各種団体、新人宿泊研修の参禅道場である。
個人的には早朝坐禅会、年一回の合同摂心会と気軽に参加できる。
▼南隆寺2
▼聖徳院(しょうとくいん)へ、聖徳院1
讃岐33観音霊場第31番札所で、聖武天皇の天平年間に行基菩薩によっ
て創建された。木造千手観音立像(重要文化財)や薬師如来像など多く
の文化財を有している。
▼聖徳院2
▼郷照寺(ごうしょうじ)へ、郷照寺山門のakijii
宇多津町の南、青ノ山のふもとの高台に建ち、境内からは臨海の宇多
津の町と瀬戸大橋を望む。
弘仁6年(815)弘法大師42歳のころ、この地を訪れ、自作のご本尊を刻
み厄除けのご誓願をなされたことから「厄除けうたづ大師」として信
仰を集めている。元亀、天正の兵火で伽藍を焼失した。
江戸時代に入り、高松藩主・松平頼重により再興された。
その際、宗旨を真言宗とともに一遍上人を偲んで時宗も奉持すること
にし、寺名も78番「郷照寺」と改めた。
真言宗と時宗の両宗にわたる寺としては四国札所唯一の寺である。
▼本妙寺(ほんみょうじ)
讃岐6番神の1つである。境内を上がっていくと、日蓮大聖人並びに日
隆聖人の大銅像が目につく。また350年以上前の蘇鉄、城跡のなごりを
もつ石垣日隆聖人の手掘りの井戸と伝えられる鳳凰霊水など本妙寺七
不思議として多くの見どころがある。
▼宇夫階(うぶしな)神社1
宇夫階神社で行われる秋祭りには、太鼓台、獅子、みこしが町内をね
り廻り、”さあしましょ”のかけ声で太鼓台を頭の上まで差し上げ、
地面におとす様は、独特の担ぎ方で勇壮の一言に尽きる。
町指定天然記念物の巨石と御膳岩もある。
--今報了--