今報の雑学 4月1日はなぜ「馬鹿の日」か
4月1日はエイプリル・フールだ。
4月1日は「エイプリル・フール」すなわた「四月馬鹿」の日。この日は他人に迷惑をかけない程度のウソなら
ついていいとされているが、その起こりについては西欧説とインド説がある。
16世紀ごろまで西欧では3月25日が新年と決められていて、その日から4月1日まで春の祭りを行い
、最終日に人々は贈物を交換したりした。ところが1564年、フランスのシャルル9世が1月1日を新年とする
新しい暦を採用。しかし、すぐには浸透せず、なかにはそれに反対して4月1日をうその新年として
馬鹿騒ぎする者がいた。そこから「四月馬鹿」の習慣が生まれたという。
また、インドの仏教徒は3月末に一週間の断食修行に入るが、4月1日のころになると頭がボーツとし
てくる。そういう人々をからかって「揶揄(やゆ)説」という行事を行った。
それが西欧に伝わって「エイプリル・フール」になったともいわれている。
<Flower arrangement>
夢…。
夢という言葉には「将来の夢」と「睡眠中の夢」の二つの意味があるというが、皆さんはどちらを思い浮かべますか。
文化人類学の視点での「夢から連想される単語」アンケード(H15~16年実施)では、1位「希望」、2位「未来」、3位「睡眠」、4位「初夢」、5位「実現」の順となり、「将来の夢」を思い浮かべる人が多いことが見えるが、日本における「夢」という言葉の語源は「寝目(いめ)」で、平安時代に「寝目」が「夢」という漢字になったとされ、もともとは睡眠中の夢の意味だけが、明治時代に睡眠中に見る夢と、将来の希望の夢の二つの意味を持つ英単語のDream(ドリーム)が日本語に訳されて、将来の夢の意味が加わったという。
二つの夢には共通点があるが、それは「いずれも現実ではない」ことである。
「将来の夢」は、今は現実ではないが、これから希望を持って生きていこうというプラス思考の思いが好まれて、受け入れられただろう。
将来の夢は、自分が意識して具体的に掲げることができるが、睡眠中の夢は、見たい夢があってもなかなか見ることができない。
「睡眠中の夢」は、起きている時の記憶が取り出されてストーリーになるが、眠っている時は脳内の主として理論を司る部分が活動していないので、起きている時にはあり得ない理論的にはでたらめなものになってしまうという。
夢をどうして見るのか、まだはっきりと解明されていないが、記憶を整理するためではないかと考えられているという。
人の眠りにはサイクルがあり、脳が活発なレム睡眠と、脳も休んでいるノンレム睡眠の二つが、ひと晩で4~5回繰り返され、夢はレム睡眠になる度に見ているという。
起きた時に覚えているのは、ほとんどの場合、最後に見た夢だけで、「夢なんか見ない」という人も、実際には見ているのだが、全て忘れてしまうため、見ていないと感じているだけらしい。
一般的には怖い夢を見るという人が多いが、寝ている時は感情を司る部分の方が働いており、そして感情を十分コントロールすることができないので、苦しい夢を見やすくなる。起きている時に思っていること、特に気にしていることは、夢の材料になりやすいとのことだ。
いい夢を見るためには、時間的にも精神的にも、余裕を持った睡眠が大切という。規則正しい生活をして、十分な睡眠をとっていると、苦しい夢ではなく、楽しい夢が多くなるらしい。
心に描いている将来の夢をポジティブに考えれば、眠りの中に出てきてやがてそれが実現すると思えてくる。夢や希望は、抱かなければ実現はしない。
将来、どんな人生を送っていたいか。
いい夢を抱くことから始めてみようではありませんか。
新居宮池とWalking & Potteringの風景
雨後、霞む宮池。
龍馬記念館と太平洋にそそぐ陽光。
A seasonal flower
ウォーキングコースに咲くミモザアカシア
開花時期は、3月上旬~4月上旬頃、オーストラリア原産で、けっこう大木になる。黄色い球形の花がびっしり咲く。
ミモザ(Mimosa)は、オジギソウなどの植物の属名(学名)。
料理で「ミモザサラダ」というのがあるが、トマトの上にタマゴの黄身を細かく一杯かけた様子が、この花びらをふりかけた様子に似ていることから、ということらしい。
<Akijii展、作品-88>
今報はシェイプアートの「ポインセチア」です。
引き続き、Vol.248-1/2をご覧ください。