Vol.164-1/2 陰で努力をして、平常心で臨む。<香川のみどり百選シリーズ3-⑪:五剣山> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Today's word受け止めてたも~。

嬉しい時、つらい時、寂しい時、ちょっと甘えたい時、心を丸ごと受け止めてくれる人がいるのといないのとでは、幸福感がまるで違う。

人生って、自分を受け止めてくれる人を探す旅なのかもしれない。

Flower arrangement
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<どう捉え、どう考えるべきか>

陰で努力をして、平常心で臨む。


主人に代わって宴席を取り仕切る、京都ならではのエキスパート、吉崎潤治郎(配膳司はいぜんし)さんは1923年岡山県生まれで、京都でたまたま配膳司(正式は職司配膳)の仕事を始め、35歳から名料亭「つる家」の専属を8年務めたのち、フリーになり、随一の配膳司との評価が高いとのこと、その名言とは。


配膳司というのは京都だけにしかない、しかも男だけの職業です。京都という街には、茶道、華道、舞、謡やとか、いうてみれば接待の技術を、芸術の領域にまで高めた世界がたくさんありますわね。

その根底にあるのは何かいうたら、「もてなし」ということです。もてなしの心、それぞれの宴席に応じて形にするのが私ら配膳司の役目で、そのためには茶道や華道などの心得はもちろん、料理の知識、作法やしきたりにも通じておらなければ、よう務まりません。

ちゃんとした席やったら、守ったほうがいいマナーいうのんがあります。箸で人を指したりしている人を見かけますが、話をされるときは箸を置いたほうがよろしいですね。そのとき、お椀やお皿の上なんかに箸を置く人がいますけど、やはり箸置きにきちんと置くべきでしょうね。


当たり前のことですけど、人生は「努力」やということですね。

仕事場に人が5分前に着くなら、私は30分前に行く。そして30分遅くまで働きます。お膳ひとつを運ぶにも、人が2回行くところを3回行く。

私はずうっとそうしてきたし、人が5年かかることを1年でやってきたという自負はあります。絶えず心がけているのは「平常心」。

「陰で努力をして、平常心で宴席に臨む」。これが40年間、もてなしの仕事をしてきた私の結論といえば、いえますやろか。


因みに『配膳さん』とは、主人になりかわって、その宴会のすべてを取り仕切る接客のプロである。宴会の進行は勿論のこと、車やお土産の手配から、芸・舞妓のことなど、お客様に機嫌よく過ごして頂くための裏方すべてに気配りをせねばならず、そのためには、お料理や作法のことはは勿論、茶道・華道・書道などの心得も必要になる。

皆からも一目おかれる、凄い人たちことだ。


<新居宮池とWalking & Potteringの風景>

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This flower小生の食卓の上の鉢に咲く花麒麟(はなきりん)
アフリカのマダガスカル島原産で、大正初期に渡来いた。葉の基部にいっぱい鋭いとげがある。園芸品種が多く、花色も豊富である。サボテンの「モクキリン」というのに姿が似ていて1年中よく花を咲かせることから「花キリン」の名になった。また、「~キリン」の名は「ユーフォルビア属」の植物に多くつけられた和名で、この花キリンもその一つで、別名「キスミークイック」という。

花言葉は「自立、独立」である。
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<香川のみどり百選シリーズ3-:五剣山>
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山名<ごけんざん>・市街地に近いみどり<8>・里山の番号<84
所在地<高松市牟礼町・庵治町

・標高<366M ---≫山歩き出会い<0>人・登山記帳<無>

再登山へ勝手な想い度<★☆☆☆☆


五剣山は、かつて剣のような峰が5つあったが、永禄11(1586)年に1つの峰が崩れ、以降、4つの峰で形成されている。南東方向からは4つの峰が1つに重なって見えるなど、岩山が独特の自然を形づくっている。その昔は「八国山」と呼ばれ、山頂からは播磨、摂津、淡路、備前、備中、阿波、伊予、讃岐の八ヶ国を望むことができた。南腹の八合目付近には、四国霊場第85番札所八栗寺がある。



五剣山は、大昔、霊気漂う霊山として信仰され、人の死後霊の集まる場所、学問的に霊の他界観念の山として信仰されていたそうだ。いまも、麓に残る「賽(さい)の河原」という地名からもそれがうかがえる。山岳信仰の山として栄え、修験道の山伏、中将坊天狗の信仰もあり、中将坊大権現として中将坊堂に祀られ、あつい信仰を集めている。

弘法大師空海が青年時代に虚空蔵求聞持の法を修業していたとき、五剣が天降り、山の守護神金剛蔵王大権現が現れた。御神託を受けた弘法大師は、山を開き、五剣を中獄に埋め山の鎮護としたため、五剣山と呼ばれるようになったという由来だ。

五剣山の最高点は二の峰の366mであるが、山は寺の所有で現在落石の危険箇所が数多くあり、また転落事故が何件か発生して、現在は入山禁止となって、峰へは登ることができないが、新・分県登山ガイドに従って一の峰から峰の直下の参道を歩く計画で出掛けた。

▼源平合戦総門跡と、総門の説明板

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コトデン八栗駅から八栗寺表参道を北東へ、八栗ケーブル登山口駅まで徒歩約20分で着いた。

▼おもてなしステーションと、遍路道

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▼登山口駅近し、ケーブルカー乗場
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▼ケーブルカー線路と、車内の反射鏡に映るakijii

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八栗ケーブル5分で、八栗山上駅へ到達した。

▼八栗山上駅と、ケーブルカーのロープ捲き機

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▼山上駅から観る五剣山と、四国のみち八栗の案内板
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▼熊高山から観た五剣山

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