Vol.147-1/2に続けてご覧ください。
急坂を登り詰めると森林帯に入り「かえる石」と書かれた標識が有る。
上に有る石がかえるに似ているからか、尾根に出た所はベンチが置かれていて眼下に絶景が広がる。
▼詫間湾、コマジリ近辺
「勝運坂」と記された案内板もある。この山の名前にちなみ、勝負事の聖地として定着させる計画を練っており、地域住民らがにぎわい創出に向け期待感を込めて見守っているそうだ。
ここを過ぎると露出した岩が多くなって「スロット岩」や「パチンコ岩」などの標識が目に留る。
▼勝運坂、展望所にakijii
▼五合目を通過、雷神岩
当時を知る住民が自治会で登山道の整備を提案、賛同した約40人で博智山登山道整備実行委員会をつくり、地権者らと協議を進めてきた。
地域のにぎわい創出に向けたアイデアでは、山の名前を生かし、登山道の坂に「招運坂」「勝運坂」と縁起のよい名前を付け、看板を設置してきたそうだ。
▼旗掲揚の広場、旗掲揚マスト
前方が開けると八合目に有る八畳岩(はっちょ)展望所に着いた。
名の通り八畳ほどある平らな一枚岩に立つと、眼下に詫間町と三野町の町並みが広がり、貴峰山・毘沙古山・竜王山、左後方に天霧山・弥谷山・黒戸山、左奥に飯野山と丸亀や坂出の街並み、右手には五岳と大麻山などの山並みが奥に霞んでいる。
▼八合目、八畳岩展望台
目を左に移せば岬に突き出た塩生山を前景に、塩飽諸島が青い海原に浮かんで奥に瀬戸大橋が白く光り、素晴らしい絶景に感動する予定だったが、生憎の靄出…。
▼横峯山の方面、塩生山の方面
雰囲気の良い森林を登り詰めるとベンチと標識の有る山頂に着いた。
▼山頂がそこに、山頂標示柱
山頂は狭くて眺望はいまいちだが樹間から西に妙見山、南に高木尾山が間近に見えている。妙見山へはここから半時間ほどで縦走出来るそうだが、登山道は未整備だとのこと。
▼大当たり祈願の絵馬、山頂で記帳しているakijii
下山後、高瀬川と博智山(右端)と、高瀬川に掛かる詫間大橋と博智山を振り返った。
<この一枚>今報の活動で収めた画像から、一枚を選出して掲載しました。
--今報了--