<Flower arrangement>
挫折を知らない人間はいるものである。
子供の時から成績がよく、どこでもトップかそれに近い地位にいて、やがて権力を握って人を使う立場になった人間だ。
そういうのは頭も切れ、才知に富み、仕事はできるかも知れないが、人間として面白みに欠ける。
自信満々が高じて傲慢になり、他人の痛み、苦しみ、悲しみに対して鈍感なやつが多い。
挫折はイヤなもの、誰だってしたくないが、生きて行く上の成り行きで、人間には失敗がある。
誤まちを犯したり、社会制度の必然から落伍者にされたりする。
ほとんどの人はいつかどこかで挫折を体験し、身の不運を嘆き苦しんだ事があるに違いない。
佐賀鍋島藩に伝わる武士の逸話を集めた武士道論とでもいうべき本「葉隠(はがくれ)」の中にある一つが次の言葉である。
---誤ち一度もなきものは、あぶなく候。
挫折、失敗、恥辱、不面目を一度も犯した事のない者は、他人への思いやりもなく、独りよがりで、危険で使い切れませぬ。
と見事な一言である。
挫折を知らずに来た者には、生涯の最後に二度と立ち上がれぬ大挫折が待ち受けている。
<This flower>小生の玄関の鉢に咲くブラキカム
ブラキカムは一年草のイベリディフォリア系と多年草のムルティフィダ系がある。一般に栽培されているブラキカムは「イベリディフォリア」で、よく分枝した細い枝の先に、花径3㎝ほどの青紫色や藤色、淡いピンク、白などの柔らかで優しい感じの花を多数咲かせる。
一年草タイプは4月頃に開花して夏に枯れるが、多年草タイプは春から晩秋までと花期が長く、細い切れ込みが入った繊細な葉も魅力のひとつで、基部からよく分枝して茎がふんわりと広がるのでハンギングバスケットやプランターなどによく利用されている。
<香川のみどり百選シリーズ1-⑨:狭箱山>
山名<はざこやま>
・市街地に近いみどり<13>
・里山の番号<23>
所在地<国分寺町>
・標高<158>M
---≫山歩き出会い<0>人
・登山記帳<無>
再登山へ勝手な想い度<★★☆☆☆>
先報の伽藍山に続き、狭箱山を紹介します。
狭箱山は兄の伽藍山に寄り添っている弟みたいな小さな山である。
また狭箱山は別名で万灯山と呼ばれているが、この名前は万灯寺に由来するといわれている。
次男の伽藍山の登頂を果たして隣の狭箱山に向かう。伽藍山から下山後に、踏跡程度の林の中の道は急登となって、この山をほぼ直登する。落ち葉に足を取られながら15分ほどで山頂に出る。山頂付近はカシやクヌギなどの高木で見通しが悪いが、少し北側に行くと岩場があってここからの眺望が良い。
眼下に国分寺から高松方面にかけて一望できる。
下りは御厩池の西側へ降り、伽藍山の登山口まで20分歩き、チャリンコで帰宅した。
▼山頂間近、振り返って見る伽藍山と六ツ目山
▼中腹から北の方面、眼下の国道11号線
▼山頂158m標識、山頂のakijii
▼飯野山遠景、関の池の遠景
▼山頂から西方面、北方面
▼御厩池の遠景、国分寺町
これで、小生の地元にある御厩小富士三兄弟を完了した。
--今報了--


















