Vol.101 創造。<想いDEフォトシリーズ⑩:小豆島> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Flower arrangement

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<どう捉え、どう考えるべきか>創造。


「創造は無より生じる」という説があるという。

考え尽くし(脳みそに汗をかくくらい)、頭を悩まし、もうこれ以上は自分には不可能だと行き詰って苦しんでいる時、今までの事を全部忘れ去って、散歩したり、水を見つめたり、鳥の声に聴き入ったりしている。その忘我の時の「無」の中から、恩龍のようにピカッとある想念が閃く。

いままでの思考の径とはまるで違う考え方で、自分が一度も考えた事のない、そういう創造の一瞬を、ものをつくる人ほど、必ずや多く体験しているだろう。

無論、そのような天恵が訪れるためには、自分の取り組んでいる主題に対する最大限の思考の努力があって、ありとある角度からそれを考え尽くしたにも関わらず、形が浮かんでこない。

そんな長い努力と忍耐の時をどんな天才でも持った。



*リルケはそのことを次のように言っている。

天才、それは長きにわたる忍耐である。いかなる物のなかにも、いまだかつて何人も見ず、何人も表現しなかったものが、潜んでいる。これを取りださねばならぬ。燃える火を、また一本の樹を、描写したいならば、この火が、またこの樹が、ほかの火や樹とは似つかぬものになるまで、ながいあいだ立ちつくさねばならぬ。かくてこそ、独創的になれるのである。

また、老子はこんなふうに言った。

目に見えぬ大いなるエナジーを受け入れる心を空(から)にして受け入れる。

この虚(から)の心があってこそ、見えてくるものがある---


虚心坦懐、心の中を無にし、虚にしたとき、そのまま心の鏡に映る。

あるがままに見えてくる。

情報過多な現代、ときにその情報や知識の一切を放し、何もない空っぽの心にする訓練を時々、行う必要があると老子が言っている。          

*ライナー・マリア・リルケは、オーストリアの詩人。


<新居宮池とWalk風景から聞こえるのは>


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This flower小生の庭の鉢に咲くクリスマスローズ

クリスマスローズは、クリスマスの時期に咲くバラ(ローズ)に 似た花ということから命名された。

2月の節頃から3月頃の開花だが、クリスマスの時期に咲く品種もあるらしい。

花言葉は「慰め」で、別名「雪起こし(ゆきおこし)」、寒さに強く、冬枯れの大地で雪を持ち上げて花を咲かせるところから称されている。
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<想いDEフォトシリーズ⑩:小豆島>

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小豆島(銚子渓、寒霞渓)へ、2010/11/21に行ってきました。


Vol.1819で紹介しました。

瀬戸内海・播磨灘にある島で、人口は約32,000(2007年度推計)。




行政は香川県に属し、小豆島町と土庄町の2町からなる(小豆郡)。

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古くは「あづきしま」と読んだ。素麺、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んであり、いずれも日本有数の生産地となっている。

















特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知られる。壺井栄の小説「二十四の瞳」の舞台で、島をロケ地として二度映画化された。

小豆島にある渓谷の「寒霞渓」は、200万年前の火山活動で生まれ、風雨の浸食によって作られた。

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群馬県妙義山、大分県耶馬渓とともに日本三大渓谷美と称され、そそり立つ岩壁に夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の彩りが映える。






山頂まではロープウェイで、5分で上れるので、絶景を空中から眺めれるし、山頂の展望台からの眺めも壮観だ。

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日本三大渓谷美や日本三大奇勝の一つに数えられることを謳っており、とりわけ新緑や紅葉の季節は圧巻である。

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1983年には森林文化協会と朝日新聞社が制定した「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれている。

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--今報了--