<greeting card>
<3B2S、この一球>ハートが眠ったそのままで終わるか。
世の中で社会を相手に何かをするときに要求されるのはマインド、つまり頭の働きだ。物事の判断、得失の素早い計算、振る舞い方や物の言いようの選択、情報の収集と選り分け、社会の動きについての認識などである。
それに対しハートの働きは、人間は青年に、壮年になるに及んで、社会情報や人工情報が多くなり、人間がひとり自然の中にあってその声を聴くことや、自分の内なる声、ハートの声など自然の声を聞く自然情報が少なくなる。
人間には、心の声を押さえ、世間に迎えられるようなものをつくっていく時期が、壮年期には必ずくるものである。ちょうどその年代が、社会的にも家庭的にもいちばん責任ある頃だからである。
その時期に人間は、社会や家庭からいちばん拘束される。世間に入り、交わり、米と塩の糧をとる。
その必要は、誰もが認めるところだ。ただし壮年期を終えて、なおかつ同じように生きるか、それとも、ある程度まで何かをやって、もう十分になったら、それから再び心の声を聞くか。
人という人の誰もが人生の終りにのぞんで、すべての拘束から離れ、自分の絶対的自由を得ようとするかというと、誰もがハートの声に耳を傾けるわけではない。つまり自由になるかどうかは、その個人の問題となるのである。
人は子供の時はまだ社会がなく自然だけがあって、自然の声を聴いてハートだけの生き方をする。
長じて社会に出て働くようになると社会情報、人工情報ばかりの生き方をするようになり、それは働き盛りの四十、五十において最高に達する。彼らはもう自然の声に耳を澄ますなんて時を持てなくなり、ハートは眠ったままになる。問題はそのままで終わるかどうかなのだ。
それでよいという人はそういう生き方をしたらいいが、それではあまりに情けない一生だと思うようだったら、軸足を社会から自分へ、マインドからハートへ、社会から自然へと移して、閑暇のある生き方に戻るがいいのだと考えるが、皆さんはどのように考えて・・・ですか。
<今朝の新居宮池と、Walk百景>
今朝の曇ったお天気を表情に見せる池面と、空の様子です。
<今報の花>ウォーキングコースに咲くマンデビラ
赤いラッパ型の花びらが鮮やかで熱帯らしい美しい花を次から次へと咲かせます。
花期が長く初夏から秋まで花を咲かせ続けます。
冬の寒さに比較的強く、熱帯の植物の割には比較的育てやすいです。
つるは長さ5m以上になり、花の大きさは普通の種類は5cm~8cmぐらい、大輪は10cmぐらいの花の大きさがあります。花色は赤、ピンク、白などの花を咲かせる種類があります。
<香川県の史跡・名所シリーズ②:丸亀城>
讃岐国(現在の香川県丸亀市)にあった城である。
別名、亀山城、蓬莱城ともいう。
丸亀市街地の南部に位置する亀山(標高66メートル)を利用し、縄張りはほぼ四角形で亀山の廻りを堀(内堀)で囲む、輪郭式の平山城である。
石垣は、緩やかであるが荒々しい野面積みと端整な算木積みの土台から、頂は垂直になるよう独特の反りを持たせる「扇の勾配」となっている。
山麓から山頂まで4重に重ねられ、総高60メートルの石垣は日本一高く、三の丸石垣だけで一番高い部分は22メートルある。
頂部の本丸には江戸時代に建てられた御三階櫓が現存し、現在は現存天守のひとつとして扱われている。この建物は唐破風や千鳥破風を施して漆喰が塗られ高さは15メートルあり、現存三重天守の中で最も小規模である。
丸亀城天守の内堀の周囲には侍屋敷が建ち並び、この周囲を外堀が方形に取り囲んでいた。侍屋敷は明治時代に大半が取り壊され跡地に善通寺第11師団の丸亀歩兵第12連隊、裁判所や小・中学校などが建てられた。外堀は明治頃まで存在していたが、琴平参宮電鉄の路線延長とその後の廃線や旧国道11号(県道33号線)の整備などにより、年とともに減少し、一部残されていた南側の箇所も今は埋め立てられ、外濠緑道公園として整備されている。城跡の全域は国の史跡に指定されており亀山公園となっている。
天守のほかに大手一の門・大手二の門・御殿表門・番所・長屋が現存しており、天守・大手一の門・大手二の門は国の重要文化財に指定されている。
天守の最上階からは、瀬戸大橋など瀬戸内の風景を眺めることができる。
美しい石垣を守る為、石垣の清掃は陸上自衛隊善通寺駐屯地に所属するレンジャー隊員が担当する。天守の補修工事が2011/10/11(小生の取材撮影が9/5)まで行われた。
--今報了--