「忘我」とは、夢中になって我を忘れること。心を奪われうっとりすることである。
「無我夢中」は、何かに心を奪われ、我れを忘れることを言い、「夢中」を強めた言い方である。
が、最近はこの言葉が自分に遠くの感がする。![]()
時々はこの言葉を思い出し、自分の今を自覚する事が大事であると想うが、皆さんの今は・・・・。
今朝の新居宮池です。
下の4枚の写真は、私のウォーキングコースの花たちです。
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<寸言:仕事はデットラインで管理>
下着メーカー、トリンプ・インターナショナル・ジャパンで、社長を退任するまでの吉越浩一郎の経営を紹介します。
私の仕事術の骨格となっているのは「デットライン(締め切り日のこと)」です。
このデットラインを設定しての会議が19期連続して増収増益を達成した大きな要因だったように思います。会議にだらだらと時間ばかりかかってしまうことがよくありますね。
それは、会議で話し合おうとするからです。
そうして会議では結局、結論が出ないこともある。
会議は課題や問題の解決策を話し合う場ではなく、課題や問題に対して「誰が、何を、いつまでにやるか」という、デットラインを決める場なのです。
解決策を考えるのは担当者の仕事。会議では、それが適切かどうかを判断します。
無駄な議論がないので、1つの議題について2分もあれば結論が出ます。
もし、担当者の解決策が適当でないと思えたら、その理由と新たなデットラインを提示して再検討させればいい。仕事の優先度を設定しておけば、効率と生産性も上がります。
<背景・補足>
企業が大きくなると、会議が増え意思決定や実行のスピードが遅くなる。
制御機器メーカーのオムロンを興した立石一真さんは「大企業病」と名づけ、創業50年目の1982年頃から、しきりにこの言葉を使い社内に危機感を訴えた。
▼当時は欧米が不況。
日本も輸出がふるわず設備投資が落ち込んだ。
立石電機といっていたオムロンもあおりを受け、83年3月期は経常利益が7期ぶりに減る。
立石さんは「業績の低迷は景気のせいなのか」自問した。
在庫は減らず、試作品作りも時間がかかる。社内に目を向け、隠れた問題に気づいたのだろう。
▼現在の日本経済は物価が持続的に下落するデフレに陥り、円高や株安にも見舞われている。
企業の経営者が業績悪化の理由に使える材料は多い。が、立石流にならえば自らの社内に潜む問題をあぶりだすことこそが先決。大企業病を治そうと立石さんは、事業部長の権限を強め、形がい化していた常務会を廃止した。
NHKあさイチの料理レシピに習い、一部を組み替えた。




