◇下がいるから自分の存在意義ができる◇
私は今まで数々の派遣や単発の仕事をしてきました。そこで特に思うことがあります。社員や常勤の人の立場を向上する為に、派遣や日雇いのような低い立場の人間が必要だということです。
社員同士や常勤の人だけだと競争になりやすく、場がギスギスしやすいです。そこに未経験の人や自分より立場が低い人がいると、自分よりできない人、立場的に劣る人というのが周りに認知され、自分の存在意義ができます。そして、新人に教えるという形もなりやすく立場向上になります。それが辞めにくくさせることにもなります。
自分より下がいると思えることは汚いかもしれませんが、あらゆる事を続けていく上で大切なことなのです。仕事、学業、スポーツ、人間関係。もし自分より下がいなかったらどうでしょう？自分は必要ない、ダメだと落ち込んでしまい、諦めやすくなります。自分より下の存在ができない、もしくは作らないから人生悲観することが多くなるのではないでしょうか？
人は心のどこかであの人よりましだ。私の方がうまい、優れてる。そういうことを感じることでうまくいかない人生を乗り切っていたりもします。まずは自分の長所や特性を活かし、優位に立てる相手や環境を作ることです。
多くの人は友達になろうとする時、周りから慕われそうな恥じない人間を見つけようとします。しかし、いちいち気を使うことになり自分が下手に回ってしまいます。腹黒いかもしれませんが、自分がコントロールしやすい相手から友達や知り合いになるのが自分の行動をやりやすくするためにもいいのです。恋愛でも自分から好きになるより、相手から好きになってもらった方が断然有利でしょう。商売でもそうです。
◇立場が低いだけで不利◇
みんな表にしませんが、人間関係には必ず立場というものがあり、上下関係があります。そこで下に見られるか、対等に見られるか、上に見られるかで行動のしやすさが変わってきます。日常、低い立場の人が上の立場の人に何かと楯突く状況があります。多くの場合は火に油を注ぐことになります。下に見られている相手に何を言っても軽く扱われるだけなのです。社長に新入りのバイトが何を言おうとしても満足に取り合ってくれないようなことです。
低い立場の人が高い立場の人と対等に話そうとするなら、メディアやSNSを味方につけるかデモのように数で攻めるかです。
それだけ立場が低いだけで不利なことが多いのです。
◇まとめ◇
私みたいな能力の低い人は低い立場になることが必然であるかもしれません。しかし、低い立場にいつまでも身をおいていても何もありません。肩身のせまい人生を送るだけです。周りの環境が恵まれているなら今はそれでいいかもしれませんが、人生何があるかわかりません。周りの環境が変化したときにも自分の立場を高くしておく必要があります。今や仕事だけではありません。いろんなところに自分をアピールする場があり、SNSなどから自分の立場を高くすることもできます。そこから所得を得るチャンスもあります。そういった様々な方法を見出して試し、自分にあったものを伸ばしていくことです。何事もやってみないと分かりません。自分を大きく見せることは大事です。大きく見せることで頼られ、信用もできるからです。そこからやりたいことができやすくなってきます。将来のためにも地位や肩書きを今のうちに作っておきましょう。