【クラシック日記】<最近聴いた曲>マーラー『交響曲 第4番 ト長調』
古典的完成第4交響曲の作曲は、ヴェルタ―湖畔のマイヤーニヒで、いつものように「休暇」を利用して進められ、曲は、1900年の8月に完成された。グスタフ・マーラーの交響曲のうちでも、この第4番は一般に、最も問題性の少ないものとみなされている。なにしろこれは最短の交響曲であるし、いつものマーラーにはつきものの巨塊のような葛藤や挫折、顰め面をした強迫観念から、ほとんど解放された曲だからである。第4番の「古典的完成」は、称賛に値する━もっとも、ここでいう古典的完成とは、古くからの規範が守られ満たされている、という意味ではなく、そうした規範との至芸を尽くした戯れが行われている。という意味である。ここには、ハイドン、モーツァルトやシューベルトを思わせる楽想が聴きとれるが、かといってマーラーは、それらを単純に模倣しているわけではない。愛らしさや素朴さは、表裏、二重の意味を持ってあらわれるのである。マーラー:交響曲第4番 [ レナード・バーンスタイン ]楽天市場1,980円Mahler マーラー / 交響曲第4番 レナード・バーンスタイン & ニューヨーク・フィル、レリ・グリスト 【CD】楽天市場1,012円マーラー:交響曲第4番 [ ヘルベルト・フォン・カラヤン ]楽天市場1,738円🔷この曲は、マーラーにしては随分と愛らしく、素朴で、透明感あふれる作品になっている。ある意味において、マーラーの曲の中では、もっとも珍しい作品といえる。けれども、コンセプトは、古典的な原点回帰みたいなところがあって、これこそクラシック音楽の原点ではなかろうかと聴いていていつも思う。そういう意味では、稀にみる名曲なのではないかと思います。僕自身は、3番で自分自身の魂が救われ、この4番でその救いが報われるかたちとなり、以降の5番では、なんとも輝きに満ちた光を体感した。そんな魂の変遷があって、今やこの曲は欠かせない貴重なラインナップのひとつなっているのである。おすすめ商品楽天市場◆山本漢方 白刀豆茶100% 6g×12包358円健康生活は、日常茶飯事なお茶からね❗😊