第61艦 艦隊戦の中で長い月日を越えて共通する名シーン | アニメに見る宇宙戦艦・宇宙艦隊の研究室

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このブログはモビルスーツよりも宇宙戦艦の方が気になる!好き!という「少数派」の方々にお送りします。

前から気になってた艦隊戦の中のシーンがあります。

激戦の中、艦の窓の先の至近にいる僚艦が爆沈するのを、旗艦の中枢にいる主要なキャラクターが、そちらを見ずうつむいたまま見送るシーンです。
目線は向けずに心の中でメッセージを送っているような、そんなシーンです。
重みのあるシーンです。

最初に気になったのは、1980年公開の「地球へ」でしたが、とても似たようなシーンが1974年の「初代ヤマトTV版」、またそれから30年近い後の2002年の「ガンダムseed」でも見られます。

気になったのは私だけじゃない?
後のアニメの作り手となる人の記憶にも残っていた?
そんな世代を越えて受け継がれる名シーンです!

炎をたなびき撃沈する友軍艦に寡黙に何かを伝えるようなブリッジのラクスクライン
(ガンダム seed)

爆発する同胞の船にメッセージを送っているかのようなフィシス
(地球へ)

沈む僚艦に背で語る沖田司令
(初代ヤマトTV版)

どのシーンも寡黙にも関わらず雄弁な、そんな印象が強く記憶に残るシーンです。