防災意識を高める NO/67 | 不動明眞

不動明眞

AKIMASA FUDO AKIRA

(よそ者のつらさを乗り越えよう)

 

●自分から心を開けば相手も心を開く

 

いつどこで、地震などの災害にあうかわかりません。

数時間のつもりで避難していたけれど、

一週間の避難生活になるということもあります。

 

あるひとから、知り合いのいない避難所では、

居場所がなくうつむいて過ごしていたと聞き

ました。

一方地元の人達は、日ごろの防災訓練の成果で

テキパキ炊き出しを行っていて、

その人は声をかけるタイミングがわからなかった

といいます。

災害の直後は、ふだんやさしい人でも、

なかなか、他人に対して気が回らないものです。

もしそんな場に居合わせたら積極的に

参加してとけこみましょう。

 

※場合によっては避難所暮らしは長くなる

可能性があります。

 

(小型発電機は使い方をよく知ってから)

 

●避難生活で、二次災害を起こさないために

 

発電機は使い方を間違えると、

火災や一酸化炭素中毒などの事故を引き起こします。

出力についても制限があり、万能ではありません。

また、発電機は室内での使用は禁止されています。

 

外で、使う場合でも換気のよい平らな地面で使用

しましょう。

また、燃料はガソリンを使うので、給油時

には細心の注意が必要です。

ふだん使い慣れていない人が使用すると、

事故の元です。

使用マニュアルを熟読して、練習しておきましょう。