防災意識を高める NO/66 | 不動明眞

不動明眞

AKIMASA FUDO AKIRA

(リーダーシップがとれる人を避難所のリーダーに)

 

●非常時にはリーダーの存在が大きい

 

避難所では、まずリーダーを決めることが大切です。

リーダーがいないと混乱するからです。リーダー

を避難所の住民から、互選で選ぶことも

ありますが、地元の町内会長さんや、

避難所を提供する、学校長さん、

住職さんなどになってもらうことが多いでしょう。

過去の災害時には、リーダー不在の避難所で

一番元気のある人がいい場所を占領して

高齢者や弱者が寒く不便な場所に追いやられた

ということもあったようです。

 

まずは、各個人の意識をしっかりもち、

リーダーに過度の負担がかからないような状況を

つくっておきましょう。

 

(現場のヒーローに敬意と感謝を)

 

●被災地を支えてくれる方々たくさんいる

 

大災害の後、被災地や避難所で救助活動

に奔走する人たちがいます。

家に帰らず睡眠も十分に取らず、

自分の家族を放り出してでも、

使命感ひとつで頑張って、いる人たち

がいます。

その人たちにも守るべき家族がいることを、

忘れないようにしましょう。

大災害のときは支援する側の人数は圧倒的に少なく

なっています。

自分でできることはできる限り自分でやる

という心構えが重要です。

 

※消防士、自衛隊、レスキュー隊、原発関係者

医師、看護師、役所の方、自治体の方、

人助けに走り回る一般の方々にもその人を

支える家族がいます。

 

それを、忘れないように・・・・。