(災害FMに注意を払おう)
●災害FMで生活情報を得る
臨時災害放送局は、災害発生時に臨時に開設される
地域限定の放送局です。
免許期間は2カ月間だけですが、
更新もできます。災害発生からわずか約1時間後に
免許を得たところもありました。
放送内容は、災害関連情報、安否情報、避難場所
救援物質、仮説住宅、ライフライン復旧状況、
など、生活に根差した、ものが主体です。
情報がいちばん欲しい被災地では貴重な情報源
です。
その一方で運営費の捻出に各局が悩んでいることも
現実です。
(口コミの力を利用しよう)
●主婦ネットワークで情報をゲット)
東日本大震災直後、スーパーからトイレットペーパー
がなくなりました。
たまたま、購入できたトイレットペーパーを持って
歩いていたら、見知らぬおばさん何人から
「どこで買ったの?」と聞かれたという人がいました。
つまり、生活に直結している情報は、
口コミで広がるということです。
行列で並んでいても見知らぬ者同士でも、
おばさんたちは、うわさ話や情報交換に花が咲きます
非常時はとくに情報に敏感ですから、
なおさらです。
(ふるさととのつながりを保とう)
●情報は自分から集める
被災して命からがら地元を離れた人が
「転居先不明」扱いになっています。
避難所のたびたびの移動、仮住まいを続ける中で
「落ち着き先がない」ことが原因です。
また、役所も被災している状況のため
ふだんの業務以上の仕事で混乱しています。
家族やまわりの人の助けを借りて情報を
集めておきましょう。
※地震、津波、原発事故で住民の多くが、
転居先不明
県外の親戚、知人、友人宅に・・・
たくさんの人が慌てて移動しました。
義援金、仮説住宅の案内、災害助成金、
国民年金、国保、学校、行政サービスなど・・・
なるべく、自分から連絡して、
情報を集めておきましょう。