シュレーディンガーの方程式 | 不動明眞

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AKIMASA FUDO AKIRA

量子の絡み合いを発見したのは、オーストラリアの

物理学者、エルヴィン・シュレーディンガー

(1887~1961年)です。

 

彼はシュレーディンガー方程式という量子力学の基本

となる理論を確立させて、量子力学の発展に多大な

功績を残しています。

 

シュレーディンガー方程式を勉強すれば、

量子力学の基礎がマスターできると言われていますが、

数学のわからない人がみたら、わけがわからない

記号にしかみえません。数学が得意な理系の人が見ても、

わからないかもしれません。

 

量子力学は、高度な数学の式によって表現されています。

古典的な物理学の公式は、

「電車が通過するA地点からB地点の速度を測る」といった

ように、イメージがしやすいものにたとえることも

できますが、量子力学ではそれがなかなか難しいのです。

 

では、シュレーディンガー方程式を使うと

どんなことがわかるのでしょうか。

とても簡単に言うと、ド・ブロイが考えた物質波を求める

ための式です。電子を波動と考えて、

時間の経過とともに波動がどう伝わっていくのかを

表しています。

シュレーディンガー方程式は「物質」と「波動」の概念を

うまく融合させていると考えられます。

 

方程式とは言っても、ひとつのはっきりとした数値が

導き出せるわけではありません。

出てくるのは波動関数というもので、

いろいろな値になります。音の波や水の波を表す式でも

答えは波動関数になるのですが、

マクロの波なら実数を代入して答えを出すことができます

しかし量子の場合はそうはいきません。

 

波であるときの量子は、雲のようにいろいろな場所に

同時に存在しているからです。

 

そこで「シュレーディンガー方程式が表しているのは

電子がその位置に存在する確率である」と考え

現在もこの確率解釈が主流の理論となっています。

 

これからわかる、霊的な概念は、

自分という人間はこの3次元だけに存在するのではなく、

4次元、5次元、6次元・・・と逆に2次元、1次元にも存在

するということが考えられます。

 

よくハイアーセルフと呼んでいるのは高次の自分ですが、

きちんと量子力学的方程式で表した方が、

世間一般の人間は納得するのではないでしょうか?

 

今後はハイアーセルフではダメです。