認識と観察 | 不動明眞

不動明眞

AKIMASA FUDO AKIRA

電子が存在する位置があいまい、揺らいでいる

というなら、その電子や陽子などが大量に集まって

できている私たちも揺らいでいると言えるのでは

ないでしょうか。

 

例えば、A地点に座っているA君は通常なら

A地点にいることが決まっていますが、

ミクロの世界、つまり原子一個分ぐらいの尺度で

考えると、Aの位置だったり、A"の位置だったり

するのです。

 

それを観察者B子さんがA君を観察した瞬間、

A君の位置がA地点に定まることになる。

それが量子力学の世界です。

私たちの日常では原子一個分のズレなんて、

無視していいものですが、

原子の内部を探るミクロの世界では大きな影響を

及ぼすのです。

 

これから、わかることは、物質は人間の観察あるいは

認識によってミクロの世界では変化が生じているという

ことです。

 

日常でいえることは人間は社会で生きていくうえで、

他人に見られることによって、社会的な姿勢を

とります。素の自分ではない社会的仮面を

被ります。

 

それと同じようにミクロの世界でもあらゆる物質は、

人間に観察された瞬間肉眼では同じに見えても、

見てないときとは違った形をとっているのです。

 

霊は霊能者に見えるから存在しているのではなく、

個々の霊能者の認識の世界に生きています。

 

3次元の世界の物資はどんな人間に見られても

変化しています。観察された瞬間。

そのまえに人は物質を認識しています。

観察の前に認識が先にあるのです。

 

ということは霊的能力がない人は、

見えない(観察)する前にそんなもの無いと思い

霊をまず認識しないからみえないのです。

 

霊能というのは、個々の能力者によって

霊的存在の見え方が違います。

能力者同士でも差があるのです。

 

ある能力者は霊が白いもやもやしたものに見え

ある能力者は、霊がきちんとはっきり人間の形を

とって見え、ある能力者は物質波のようなエネルギー波動

としてとらえます。

 

個々の能力者によって認識の度合いが違います。

きちんと人間の形として見えると思う人は

そのようにみえてくるのです。

きちんんとみえると怖いと思う能力者は波動という

形までしか自身の認識領域を広げません。

 

この認識領域の差によって、霊の揺らいだ電子が

あるさまざまな、形をとって定まるのです。

そういった霊的能力が幼少のころから、ある

人間は先祖にそういった霊を認識する能力がある

者がいてそれが遺伝子の中に組み込まれています。

これを正式には霊的因子というのですが、

これは、本来どんな人にも備わっているのですが、

物質のみに認識を奪われているうちに退化して

しまった人が大半なのです。

 

どんな人の身近にも霊やその他見えない存在、

フェアリーや自然霊、龍神や守護霊といった存在も

その人の認識の範囲でしか形をとらないのです。

 

そして、揺らいだままの「霊の電子」が霊能力者

という霊を認める認識者によって定まった形を

とるのです。

※(霊はある元素でできています。)

 

この世界は、個々の人間の認識によって、

つくられていますから、肉眼で見えない世界など

存在しないという方々には、

永久に霊という存在は、見ることができないのです。

 

しかし、だんだんそうも言ってられなくなる日は

近いのです。

量子力学はミクロの見えない世界をきちんと

方程式で答えをだしています。

 

そして、最初に言った、観察されたA君は電子が揺らがず

きちんと存在が確定される現象がおきているのです。

 

人間が観察したものは変化を起こす。

ミクロの世界で。しかし肉眼ではわかりません。

霊的存在は肉眼では観察できない見えない世界に存在して

います。

 

あなたは、霊ではなく3次元の物質が変化するのが

見えますか・・・・。