Beauneワイン祭り×栄光の3日間 メインイベント | La Cucina やさい薬膳

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LONDON在住の野菜ソムリエAKIのブログです。
「食べたモノによって身体は作られる」という想いを秘めて。

今回のお祭りのメインでもあるオスピス・ド・ボーヌのワインオークションと事前の試飲会です。

オスピス・ド・ボーヌは、その昔、ニコラ氏が立ち上げた慈善病院です。彼の考えに賛同した人達からワイン畑の寄付があおり、ワインを作り、慈善団体が参加してオークションをして、その売上げで病院経営をしていたとのこと。そのオークションが、今も引き継がれ、その年の新酒が樽ごとオークションにかけられます。その値が、その年のワインの値付け動向に影響するとか・・・。

とういう訳で、事前の試飲会にも参加したいと意気込んだ私達。観光案内所では、「パンフレット見て」とあしげにされ、そのパンフレットに詳細が書いてないから聞いたのに・・・。とりあえず、現地に行ってみよー! でも、ココ?って感じで何も看板もなく、ひっそりしていました。で、中国の広東からやってきた3人組に、あーだーこーだ聞いて・・・

結局、チケットを持ってない私達は、土曜日14時スタートの試飲会にゲートオープンの12時半ちょい前からゲート前で並びました。(ちなみに試飲会は、土曜日07:30と日曜日07:30からもありました)


寒空で待ち続け、無事に参加しました。長~いカーブの中に引きつめられた樽・樽・樽・・・・どこまでも。
その樽にそって、みんなグラスを持って、ゆっくりと歩きながら、30種の新酒が樽から試飲できます。
こんな機会に恵まれるなんて~本当に贅沢な至福な時間でした~。ワインを知り始めた時からのかれこれ、20年以上前からの憧れでした♪


そして日曜日の14時から、私達が試飲したワインがオークションにかけられます。これは、オークションに参加しない一般人が入れるスペースはわずか・・・なので、屋外のスクリーンにみんな釘づけ~。でも、やっぱり中に入りたい!ってことで、また並びました。が、30分ちょい並んで断念。と言うのも、一度中に入ると時間制限がないので、列がちっとも進まない・・・私達のように断念する人達多発でした。

早めの晩ごはんを食べて、再びオークション会場前を通ると、誰も並んでおらず・・・で。終わりかけで会場内も人が少なかったですが、入場してオークションを見ました。値付けの電光掲示板にJPYはありませんでした~。




もちろん、オスピス・ド・ボーヌ内も見学しました。お祭り期間内のせいか、一部(試飲会で)で立ち入れない所もありました。

今回のフランス旅。やっぱりフランス、フランス語がわかるともっと楽しいだろうなと実感。あと、未だにシステマティックでないのがフランス、情報収集に苦労しました。