先日の宮城のイベント『Panta Rhei 2011』でも演奏しましたが、
この新曲『イカロス』は、311による原発事故で、ぼくたちの過信した今の文明へのアイロニーを、
ギリシャ神話の「イカロス」にのせてつくりました。
もうぼくたち日本、いや地球市民には、母なる地球と共生していく路しかないのは誰の目にも明らかだと思うのですが、相変わらず、政治家の視野は永田町民のままのようです。
マスコミも、新政権になって、またいつものようにB層への洗脳操作が始まるのでしょう。
もうすぐ911も10周年だというのに、その真実について日本のテレビ・新聞では未だ明かされません。
さいわいというか、ネットのおかげでぼくたちは、多くの情報の中から、真実と思えるものを得ることができます。
詞の中のカワク・ワ ロロマニとは、
3月21日にホピ族の長老から日本と世界へ向けて発せられた公式メッセージからの言葉で、
「ありがとう。未来に良きことが起こりますように」というホピ語を織り込みました。
それと、
テクマクマヤコンはわかる人にはわかるでしょう(笑)
『イカロス』
今はもう昔
雅の日々
あやかしの夢と華が咲いた
...
おごれし都
まやかしの日々
イカロスの翼のように熔けた
滅びの庭の涙
あやまちの種は咲かない
許されるものはもう無い
虚栄の城は崩れた
テクマクマヤコン テクマクマヤ
カワクワロロマニ カワクワロロ
The old castle has broken.
Call back the ancient wisdom.
(word by hideko)
そしておなじみの『RUBBLE』です♪
実はRUBBLEの英語の意味は瓦礫なのですが、
このラブルとは、ラクダが好んで食べるという砂漠に咲く紫の花のことを曲名にしました。
被災地に行くことはできなかったのですが、いつかは瓦礫の中から、
力強く美しい花が咲いていくことをイメージしました。