お話は2014年の11月、、、


先頃取り上げたエアバスA350のデモフライトが行われた頃です。。

(その時のお話はこちら)

 


実はこの来日の裏で、、
もうひとつの来日劇がありました。

エアバスのデモ機を浮島公園にて撮影した19日、、
撮影後に不審者は一路羽田空港へ足を運びました。
他のデッキには目もくれず、、
第2ターミナルからP3へ。。
VIPスポットを望める場所へ急ぎます。。
実はこのころ、
外務省よりヨルダンから実務訪問賓客の来日日程がリリースされていました。
帰国を狙える日程でしたので、到着はスルーしていましたが、折角ですから、駐機姿を押さえておきましょう、、
と想い至ったのでした。
P3の最上階にでると、、
夕日に染まるビル群をバックにした白くスレンダーな機体が、、
バーレーン・ロイヤルフライト
B767-400/ER
です。
なかなか珍しいB767の派生型です。
ちなみにこの機材、、
バーレーンが発注した機材ではありません。
元々はアメリカ空軍の試験機向けに製造された機材でした。
ところが、国防総省の方針転換で計画白紙に、、
別にアメリカ政府から注文をうけて製造したわけではなく、ボーイングが先走っただけだったため、製造された機材は宙ぶらりんに。。
そこへ専用器が古くなってきていたバーレーンに叩き売ったとかなんとか、、

翌日20日、、
雨の羽田に再び出没した不審者。。
エアバスのデモフライトのお帰りを撮影し、再度VIPスポットを見に行きます。。
そこには、、
ライトに照らされるバーレーン機と
じっとそれを警備する係員の姿が、、
冷たい雨の中での警備は堪えるだろうなぁ。。
地道な警備がVIP機の露天駐機を可能にしている。。

そして更に翌日の21日、、
外務省発表の日程ではこの日が帰国予定でした。
絶賛北風のなかですから、C滑走路R/W34Rでしょう、、と不審者は第2ターミナルのデッキにおもむきました。。
ほぼほぼ予定時間に、、
姿を見せたバーレーン・ロイヤルフライトのB767-400/ER。
中東のキャリアは右側と左側でタイトルが違います。バーレーン機も左側はアラビアタイトルですが、右側は英字タイトルになってます。
前日の雨からはうってかわった好天のなか、
バーレーン機はお帰りになったのでした。。


さて、、
私ゃなにを撮りにきたんだか、、(笑)