会社を辞めた話。その② | もらいあくび~新米の推し活記録~

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その①はコチラ⇩

 

続きです。

 

冬になり、社長がクビになりました。

社長は、うちの教室の実業務にもけっこう関わっていて(というのも、社長も契約社員の言いなりになっていたため、かなり仕事を振られてて持ってたっていう…)、

突如社長が不在になってしまうのは、教室にとって業務的にも大打撃でした。

そこはまぁ仕方ないとして、さらに深刻だったのは、『経営者が変わる』ということでした。

 

社長がいなくなり、新しい社長として、もともと会社を作って経営から退いていた人が帰ってくることになりました。

帰ってきた新しい社長は、「根性」の人でした。。

 

「とりあえず、やれ」「文句言う前に、やれ」

これが口癖でした。愛情深い人ではあったと思うんですが、いわゆる「スポ根」のような感じ?やれないことも気合で乗り切れって普通に言っちゃうような人でした。

「勤務時間が過ぎても、仕事ができるまでやって当然(残業代とかはない)」

「結果が出なければ給料などなくて当然」

「有給?そんなの取らないよね?」

こんな、それなんの昭和?って感じのことを普通に言われるようになり、正直引いてました。

そして、実際辞めていく従業員が出始めました。

 

まず、私の一番仲が良かった子(私よりもずっとキャリアも立場も上)が辞めました。ぶっちゃけ、これがかなりショックで、この時点で私の「辞めるカウント」が5くらい進んだ(全部で10として)。

とはいえ、実際に仕事を失うのは不安すぎて、なんだかんだと仕事を続けていました。

 

社長は私に、「教室がこんなに大変なことになっている(経営的に)のはお前のせいなんだから、なんとかしろ」と言い、講師を集めるよう命じました。

ひとまず、知っているお店とか病院とかにチラシを置かせてもらったり、知り合いに声をかけまくり講師を集める動きを取りました。

そして、私の友人が一人、講師に来てもいいと言ってくれたのです。

 

その友人はもともと教育関係で仕事をしていた子だったので、安心して講師の仕事をお任せできました。

というか、ほんとに仲のいい子だったので、この子が講師として来てくれれば、契約社員が牛耳るいつまでもアウェーなこの教室が少しは「ホーム」になるんじゃないかっていう期待があったと思います。

(その間にも一人、仲の良かった社員さんが一人辞めた。ここで「辞めるカウント」が2進んだ)

 

そして、友人が講師として教室に来てくれるようになって1か月が経過、

友人から「すごく申し訳ないんだけど、講師を辞めさせてもらいたい」と連絡が来てしまったのです…!

 

 

その③につ・づ・く炎