阿波踊り、裏話 | もらいあくび~新米の推し活記録~

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皆さん、お久しぶりでございます〜イルカ


お盆等々、いかがお過ごしだったでしょうか。


私は・・・
そう、阿波踊り!!

踊る阿呆になっておりました。

毎度のことながら、
つ・疲れた。。。。。笑い泣き
マジで今年は、年齢を感じました。
昨年、一昨年はなんかテンションで乗り切れてたような気がしますが、
今年は、三年目の余裕?油断?みたいなものがあったのか、
ほんとーーに死んでました(初日から)。



さて、
ここはネイルブログなので、誰も興味ないとは思いますが、

有名な連で踊ってる踊り子ってどんなことしてるの?
っていうようなことを、
ダイジェストでドキュメンタリーにお届けしてみようかと思います。

「ふーん」
ぐらいのテンションで読んでいただければと思います(笑)




ちなみに。

前知識として、

徳島では、阿波踊りは毎年8月12日から15日までの4日間行われます。(徳島市内。他の市では前後数日もやってたりします)
なので、徳島県民にとっての“お盆”とは、
この4日間をさしてたりします。
(たいていの徳島の企業は、この4日間は休みになります)

で、
阿波踊りは『連』という集団を作って行われるのですが、
連はそれこそ、数え切れないくらい存在しています(たぶん)。
その中に、何連かいわゆる『有名連』というものが存在し、
私が所属しているのはその有名連のひとつ、だと思ってくださいニヤリ

そして、
阿波踊り期間中、徳島市内の一部一帯が歩行者天国となり、
『桟敷(演舞場とも言う)』と呼ばれる阿波踊りを観覧する場所が設置されて、
踊り子はその桟敷の中に踊り込み、お客さんはそれを見る、というのが基本的な形。
桟敷は、有料のものが4つ、無料桟敷が1つあって、
桟敷以外のスペース(道路とかそこら辺)で突如ゲリラ的に阿波踊りが始まることもあるので、
そこでも阿波踊りは見られます。

とにかく、この4日間は阿波踊り一色!
踊り子、お客さん、人・人の熱気で
カオスな空間になります(笑)
始めて来た人はけっこう、驚きます(人の多さと異様な熱気に)



さてさて、
前知識を得てもらったところで、

私は某連に所属して今年で3年目になります。
私と、娘が一人一緒に連に入っています。
(ちなみに、私の父親は数年先から連員)
娘は子ども踊りで、私は女踊りをしています。

4日間(我々は“本番”と呼んでる)のうち、
初日と14日を娘が、13日と最終日を私が踊るということにしています。
4日間全部2人とも踊ることもできるのですが、
娘はまだ小学2年生なので、まだ付き添う人間が必要ということで、
娘が踊る2日間は私は踊らず付き添うことにしてるわけです。


てことで、まずは初日。

我が連は本番中、朝からどこかしらで踊ってたりするのですが、
とりあえず私たちは夜の桟敷に入る時間しか出ないことにしていて(体力的な理由で)、
この日も最初の出番は夜の18時から。
この日はとある企業連と一緒に踊ることになっていて、
(※企業連とは!企業が作ってる連のことです)
18時からの桟敷に入る前にその企業連と1時間ほど練習をすることになっており、
この日の集合時間は17時、となっていました。

17時までに集合場所に衣装を着付けた状態で集まらなければならなかったのですが、
とりあえず遅刻真顔
駐車場を探すのは困難なのでJRを利用したのですが、
阿波踊り混雑が原因で遅延笑い泣き
私は付き添いで、娘が出る日だったので、
娘は帯とはちまき以外は着付けた状態でJRに乗っていました。
駅から集合場所まで、徒歩5分ほど・・・
とりあえずダッシュ・・・
集合場所(屋外)にて、帯&はちまきを猛スピードで着付け!
もはや間に合ってない状態で、企業連との練習にギリギリ合流アセアセ

付き添いって、ただ付き添ってるだけでしょ?と思われがちですが、
これがけっこう大変なのです。
踊り子でもある私の意見として、ぶっちゃけ踊ってるほうがラクだと思うくらい。

我が連は、一晩のうちに5回ほど桟敷に入ります。
桟敷は、先程も言いましたが有料のものが4つあり、
この4つを行ったり来たり、合計5回くらい入るのです。
ちなみに桟敷は、徳島市内のあちこちにあり、
桟敷から別の桟敷への移動を徒歩で行うだけでかなり重労働。
付き添いは、踊り子(子ども)の体調とか機嫌を気遣いながら、
お盆の灼熱の夜の町を、
(祭りで驚くべき人混みになってる中を)
踊り子の食べ物飲み物等を担いで同行。
付き添いは踊り子じゃないので、
どこにいても邪魔者扱い・・・
かといって踊り子(子ども)のそばを離れるわけにもいかず、
物凄く居心地悪いというかなんというか。

うちの連のスケジュールはだいたい、
1時間置きに桟敷に入る感覚で18時から22時半まで踊ります。
例えば・・・
18時〇〇演舞場(桟敷のこと)、
19時△△演舞場、
20時30分□□演舞場、
21時30分△△演舞場、
22時30分□□演舞場、
大雑把に言うとこんな感じです。
見てもらったらわかるように、
同じ桟敷に2回入る(でも連続ではない)ことも普通にあり、
1回前に入った桟敷にまた戻る、行ったり来たり状態がしょっちゅう起こり得ます。
移動は常に徒歩なので、
一晩でびっくりするぐらいの距離を歩いてしまってたりします。
(万歩計つけてると驚きの数字をたたき出します)
スケジュールもタイトなので、
場合によっては、走って移動することもあります。
そしてそんなタイトスケジュールな合間を縫って
踊り子に水飲ませたり何か食べさせたり、
汗を拭いてあげたり。
超絶暑い真夏の夜に熱中症などになっていないか体調を確認しながら・・・。
けっこう、気を遣うのです。
そしてうちの連が入るのは有料桟敷ばかりなので、
付き添いは、我が子が踊ってる姿をほぼほぼ見ることができません!
我が子が桟敷に踊り込んで行ったのを見届けたらすぐさま、
反対側の、桟敷の出口に駆けつけ、我が子が出てくるのを待ってキャッチ。
そして、次の桟敷へ移動。。
これを合計5回前後繰り返します。


そんな感じで、
全て終わるのは23時頃。
そこから、帰るために駅へ向かい、
JRで帰路につく。
これが4日間続くのです。

付き添いだけの場合は、そうです。
が、私は踊り子でもあるので、
私が踊る日は、また少し違った1日に。。。



つづく。。。
(続かせるなよ!)