2026年3月11日。
東日本大震災から、15年が経った。
2016年の今日、
震災から5年目の日に、私はこんな文章を書いていた。
(2016年3月11日の投稿より)![]()
東日本大震災における被災者数(2016年3月10日 警察庁発表)
亡くなられた方(直接死) 15,894人
行方不明の方 2,561人
平成26年の自死者数(平成27年6月 内閣府発表)
総計25,427人
15歳~39歳までの死因のトップが自死
この国では
未曾有の天災で命を奪い去られた人よりも
自ら生を絶つ人の数の方が多い。
この事実を知った時、私は
「岡部明美さんにセラピーを学ぼう」と決めた。
沖縄の高校に入学が決まった息子と暮らすために、
東京のアパートを引き払おうとしていた矢先のことだった。
息子と両親に手をついて
「東京に残らせてください」と頼んだ。
あれから5年。
見えない心の仕組みを学んで、わかったことは
本来の在り様で生きている時が
人は最も輝き、最も周囲に貢献する
ということ。
天は理不尽だ。
人生は不平等だ。
だからこそ
一人ひとりが与わったものを分かち合い
違いを理解し合い
違いによって支え合う世界にしなければならない。
誰かが造りあげた「何者」かになろうとして
そうなれない自分を傷つけるのは、もうやめよう。
生まれた時から自分の中にある種を
大切に育てていけばいい。
制約だらけの肉体で
煩悩まみれの意識で
しがらみに満ちたこの世で
語り、笑い、汗も涙も流しながら
互いのいのちの種の育っていく様を
喜び合う同志を増やしていく。
それが私の、生ある限りやりたいこと。
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あれからさらに10年が経った。
2025年の、日本の自死者数は1万9097人。
統計開始以来、初めて2万人を下回り、過去最少となった。
一方で、小中高生の自殺者数は532人。
こちらは過去最多だという。
この数字を前にすると、体が凍る。
それでも、諦めるわけにはいかない。
自分の無力さを嘆くより
世間の厳しさを呪うより
私は、ひとを信じる。
ひとに流れる、いのちの力を信じる。
そして、ひとが創る、この世界を信じてゆく。

















