5月最後の日
スサノオ様に逢いたくなって、武蔵国一之宮・大宮氷川神社へ。
 
 

スサノオが八岐大蛇を退治した伝説は、出雲・斐伊川(ひいがわ)の治水と、鉄を扱う権利の掌握を物語にしたもの。
 
埼玉に建つ氷川神社も、御祭神は
 
須佐之男命
稲田姫命 …  須佐之男の妃神
大己貴命 …  大国主命の別名(いっぱいある)
 
と、まんま出雲!

「氷川」を冠するお社は、荒川流域に240以上あるそうな。

世界中の古代文明が氾濫する大河と共にあったように、日本も大きなお社が建っている地は縄文時代の祭祀場だったということが、とても多いんだよね。
 
 
 
氷川の「ひ」は音霊として
「霊」「聖なるもの」という意味を持ってる。
 
つまり、氷川とは "聖なる川"
 
大宮氷川神社の創建は2400年以上前とされてるのだけど、縄文の時代からこの地は祭祀場だったことを示す遺跡が見つかっているの。
 
🐍
 
木々を挟んで拝殿の真横にある
「蛇の池」
 
 
拝殿のスカッと抜けるような空気感とはまったく違う静厳さ。
 
蛍が舞うほど水が澄んでいて、おどろおどろしい感じはなく、いつまでも居たくなるくらい心地よかったなぁ。
 
 
 
 ここからご縁が深まりそうな予感がします。