お母さんであることを
もっと楽に、幸せに。
おおたあきこです。
おおたあきこってどんな人？
ふと、
自分を許すってなんだろう？
と考えていました
間違えたことを、許す？
人に迷惑かけたことを、許す？
これもたしかに、許すだ
だけど、
だからダメなヤツ
というレッテルをペタっと貼って
許すための正当性を与えることは
自分の中につねに
”ダメなヤツ”が同居している
住民票を確定させるような
ちょっとイヤ～な感覚になる
苦しさのなかに
あえて身を置くことで体がズンと重くなる
としたら
自分以外の他者やなにかを罰する考えによって
それは助長されるように思います
あるとき
野菜の農薬が気になって
浸けるだけである程度まで、落とすことができる
貝（だったかな？）の成分が入った粉を使っていたことがありました
それは、たしかに見えました
と同時に、
農薬を”悪”とすることによって
”排除しなければならない”という考えに
それは自然となっていく自分もいたのです
“悪”と決めれば
悪が存在することになる
けど
お野菜を、ありがたく頂く
という意識でいることもできる
それは、農薬をないことにする
のではなく、気になる存在として認めながら
どこに意識を向けるのか
自分で選ぶ、という意識
自分にとっての悪がありながら
だから善もありながら
それをはるかに超えて
意図することを楽しむような
そんな感覚です
実際に、その粉をトマトにまぶして
浮いてくる何かを見ると
うわ～～～って
ほら、理科の実験のような驚きと感動があるの（笑）
それが実際なんなのかは、わからないの（笑）
なんでも面白がるって
大事だなと思うのです
違和感や苦しさ
喜びも感動も
大切にしたいことのありかを教えてくれる
サインでしかないから
出会うモノ、起こることすべて
いったんそのままを受けとめて
感じるままに味わってみる
わりと善し悪しがはっきりとした世界で
当たり前のように生きてきた
私のような人間にとって
どっちもあって、どっちもいい
という感覚は、なじみにくいかもしれません
けど
「許す」という概念は
新しい世界を見せてくれる
生まれてからずっと
存在することが許されていた
ということをつゆ知らず
許されない自分を創り上げながら
許したいと願ってきた
人よりうまくできなくても
人より秀でていなくても
やる気がなくても
言いたいことが言えなくても
そんな自分に、そのままでいいよって
言ってあげたくて
たくさんの許せないことを
創り出してきた
すべては、許すために
むやみに許すことは
甘えや逃げになることも
丁寧に観て、感じて、
なぜ許せないのか？
どんな考えがあるのか？
ほんとうはどうしたいのか？
状況をつぶさにみて
自分がなにを信じているのか？
何かを信じる自分に
それでよい、とOKを出すことで
状況を、より謙虚に受け止めることができる
野菜により、丁寧に向き合ったり
相手がいればより、丁寧にふるまってみたり
どんな自分も
それでよいと許し、大切にする心が
周りを大切にする心につながっていく
だから
許し過ぎることを恐れないで
ワガママになるんじゃないか
そう思うことも、それでいいと許しながら
出会う自分をひとりひとり
気持ちをひとつひとつ
温かく迎え入れていこう
今の自分があるのは間違いなく
生み育ててくれた親がいて
数々の出会いがあって
日々の食べ物があり
美味しい空気と温かな陽射し
四季の移ろいとともにあるあらゆる環境が
どんな自分も分け隔てなく
受け入れてくれたおかげ
そんな自分が一日一日を
あきらめないで
生きて過ごしてきたおかげ
出会った自分ひとりひとりに
ねぎらいの心を向けてみよう
どんな自分も
許されていると深いところで知っている
あなただから
許せないと思うことも許していける♡
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