遠く離れた地に足を着いた。
これから先、楽しい未来が待っているのだろうか。
ワクワクというよりも不安があった。もちろん地元を離れた事で寂しさは大きい。
とりあえず大都会に降り立った私は、みんなに連絡を入れた。
大都会の空港はかなり広い。田舎者の私は、周りキョロキョロ、迷子になりそう。空港には、叔母が来てくれていた。叔母と話をし、お土産渡して、また更にバスで隣の県へ移動する。
少し揺られているうちに私は眠ってしまっていた。
友達からも彼からも連絡は来ていた。
寮につき色々説明をうける。自分の部屋へ行き荷物の整理。落ち着き、早速返信する。
彼と電話し、数時間前までは一緒にいたはずなのに、会いたい....。涙が出てくる。
あぁ〜寂しい。誰もいない地には、冷たい空気が漂っている、心も外も。
会いたい会いたい会いたい。