出発当日....彼は休みだった。
彼が空港まで送って行ってくれる。
一旦家に帰り、ご先祖様に手を合わせ「行ってきます」と報告し、母にも伝えた。
母も親戚と見送りに行くと。
たくさんの荷物を彼の車に乗せ、空港に向かった。
車の中では、寂しい想いでいっぱいだった。彼とずっと手を繋いだまま、空港に着いた。
「行ってくるね。」って伝え、最後のハグ💋
「愛してる」と。
搭乗手続きをし、少し時間があったので、搭乗入口前で待機。そこには、母や親戚、たくさんの友達がお見送りに来てくれていた。彼もそこに居た。
みんなの顔見て「号泣」。嬉しいやら寂しいやら、嗚咽が出るほど泣いた。周りにも同じ光景が広がっていた。色々みんなと話、搭乗入口に入った。
振り向きたい気持ちは山ほどあったが、振り返ったらまた泣きたくなるので、振り向かず飛行機に乗り込もうと歩いていた。ゲートのガラス張りからふと空を見上げてみると、展望台にみんな集まり私を見ていて。思いっきり手を振り、また涙。辛い。
しばらく手を振っていたが、時間もないため、手を振りながら飛行機に乗った。
飛行機が動き出した。窓から見える景色がさらに寂しく感じた。
展望台から手を振っている、私も振り返した。
徐々に早くなり、離陸。
あぁ〜さみしい。