昨日のことです。
学区のコミュニティセンターで生活相談会を開催するチラシが、集合住宅の掲示板に貼ってあり
主催が以前に障害者の就業支援で相談した社会福祉法人の主催だったので
夫を連れて相談に行ってきました。
障害者の就業支援の相談は夫でなく私の事です。
2年前、私の職場の障害者向けの制度が何もなく、相談する場所もないので、
障害者の就業支援をしている就労生活支援センターという場所へ相談に行き
私の名前で登録して、職場の環境調整についてお願いをしました。
それで2年前に就業支援をしてもらうはずでしたが、2年間なぜか全く連絡がなく今まで放置状態だったんです。
登録書類のコピーは私が保管していましたので
コピーを持って相談へ行ってきました。
コミュニティセンターへ着くと、下駄箱に靴が幾つかあったので、他の相談者さんで混雑してるのかな?と思いながら部屋に入りましたが
相談員さんが部屋に4人いらっしゃり、その日初の相談者が夫と私でした。
それで登録書類のコピーを見せて、2年前の就業支援の登録の話をして
2年前に私が登録されているのか確認してもらうことになりました。
私が相談員さんに話をしてる間、夫は隣の椅子に座ってぼーっとしていましたが、かなり退屈だったようで
私が夫の介護をしながら働く事が、今の職場でハードルが高い事を話していたら
夫が相談員さんに、自分語りを始めました。
脳腫瘍の闘病と高次脳機能障害の身の上話と
障害福祉サービスのデイサービスが打切りになって困っていることを語り出しました。
いつの間にか、私の職場の環境調整のための話から
夫の障害福祉サービスの話に方向が変わっていて、夫に私の相談を乗っ取られた感じになりました。
その時々の空気感を読まず
自分の方向に話や雰囲気を持って行くところが夫にはあり
いつもマイペースで、高次脳機能障害の障害アピールには余念が無いので
結局私の話は曖昧なまま、夫の福祉サービスの話に話題が移ったまま相談は終了してしまいました。
ほんと高次脳機能障害の人は自己中です。
でも夫の自己中は、これだけで済みませんでした。
相談会の帰りに近くのコメダ珈琲へ寄ったんです。
3時頃だったので人が結構多く、待たなくてはならなくて、表に名前を書いて、「テーブル・カウンターどちらでもいい」に丸を付けて待っていました。
結構時間が経ち、カウンターに二人並びで席が空いたんです。
他に待っている人はテーブルに丸を付けていたので、夫に次呼ばれるね!と耳打ちしたんです。
でもカウンターが空いてるのに呼ばれません。
そのうち1人のお客さんが入店してきて、カウンターに丸を付けて、直ぐにカウンターに案内されたんです。
しかもカウンターの2人並びの場所に。
夫、急に怒り出して、案内した店員さんを呼びつけました。
ちょっとすいません!
あなた今の人カウンター案内ましたよね!
私、カウンターでずっと待ってるんですよ!
おかしいですよね!
何でですか!
大きい声で店員さんに怒鳴り始めました。
他にもお客さんが待合スペースでたくさん待っていたので
皆さん夫の方を一斉に見ていました。
店員さんは次女より若い女性で、ぱっと見たところ19か20歳ぐらい。
夫が怒るので何も言えずに立って固まって地蔵になっていました。
店内のお客さんも夫の剣幕に気付いたようで
ザワザワ
次の瞬間、私が夫の前に出て、
ごめんなさい!
店員さんに謝りました。
この人障害者なんです!
カウンターとテーブルどちらでも、に丸を付けて待っていて、先に後から来た人が案内されたので怒ってしまって。
すみません。
お店出ますから。
夫は大きな声で、道理に合わんだろ!と怒りましたが、私がその場にいるのがいたたまれず
夫の手を掴んで店の外に出しました。
夫は店の外に出ても怒っていて、
店員がおかしいだろ!
何で俺が店出ないといかんのだ!
道理に合わないと怒っています。
それで歩きながら夫に話しました。
お父さん、確かに店員さんが後から来た人を先にカウンターに案内したのはおかしいと思うよ。
でも人間だから間違う事もあるでしょ?
お父さんと私で2名だったから、テーブル希望だと店員さん勘違いしてたかもしれないし、
間違えてなかったとしても、お店の方針で1人客はカウンター、2人以上はテーブルって決めてるのかもしれないよ。
それにイライラして腹が立ったからってお店で大きな声で怒ったらダメなんじゃない?
店員さん次女より若い子だったよ。
お父さんが怒るから怖がって地蔵になってたよ。
夫は私が話をしても
おかしい!
道理に合わん!
ブツブツ怒ってましたが、少しずつトーンダウンしてきたので、マクドナルドに寄ってアイスコーヒーを飲ませました。
夫は気に入らない出来事があると我慢できず
自分の感情をコントロール出来ないことも
高次脳機能障害の社会行動障害なんだと思いますが、介護する方はほんと、たまったもんじゃありません。
コメダのお店の人に迷惑をかけて
コーヒーを楽しんでいる人を不愉快な気持ちにさせて、ひたすら自分の感情を通そうと怒っている夫は、キレるおじさんその者でした。
高次脳機能障害の人と一緒に行動して
見守り介護をするのは、周りが想像するよりずっと大変だと改めて感じました。