2024奈良②元興寺の歴史と由来。極楽堂本堂〜宝輪館。智光曼荼羅のご縁やね^^ | 神さま仏さま「ねえさんぽ」と「あなたの世界をいきること」

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神様仏様、巡礼、登拝を経て「ねえさんぽ」で生まれた感動は、空海さんとの出会いにはじまり神仏さまとの結びへと繋がっていく旅の軌跡(主な巡礼地:奈良・京都・大阪・兵庫・四国)
あなたがいて、わたしがある
世界があって、わたしがある
そんなシンプルな道をともに生きたい

こんばんは!




@Rico です。




さて、2024年春の奈良巡礼シリーズ✨✨✨



シリーズ①に続いて

やってきたのは、こちら⬇️

元興寺がんごうじ


日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が、平城遷都にともなって

蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、

新築移転されたのが、元興寺

(佛法元興の場、聖教最初の地)です。


↓こちらは、東門✨(重文)



お寺のこれまでの経緯としては、


飛鳥寺→法興寺→飛鳥大寺→元興寺


と名称および性格を変えてきたのです🙏


※かつては、南都七大寺のひとつとされ、広大な敷地を有していました。

(南都七大寺→ 東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、西大寺、法隆寺




して。


あまり知られてはないかもですが、

元興寺さんは、

境内全域が、国宝扱い


古都奈良の文化財として

もちろん、

世界文化遺産登録される一部なのやけど、


歴史を紐解くと、その理由がより一層

感じられるのですよ✨



(現在は、真言律宗)




拝観所で、御朱印帳をお預けしてから

いよいよお参りさせていただきます。



(境内全体図↓)




入ってすぐところが、

いわゆる本堂とされる

極楽堂本堂



奈良時代の元興寺三論学僧であり、浄土教学研鑽を創始した智光法師の住房と伝わり、また礼光法師の禅室

とされていた場所です。


また、百日念仏講衆の往生極楽院として「極楽堂」、

智光法師感得の浄土曼荼羅が祀られたので「曼荼羅堂」とも呼ばれます。





本尊

智光法師感得の智光曼荼羅

→阿弥陀極楽浄土の変相図です❗️



こちらの極楽堂本堂が素晴らしいのです✨✨✨

(写真が撮れないのでね💧)



特に、裏側の智光曼荼羅❗️

ずっと長いこと手を合わせてまして、、、


大黒天さま✨

地蔵菩薩さま✨

大道(十王)大神さま✨


司命真言と司禄真言もお唱えいたします🙏


さらに

裏隣には、

薬師如来さまと白山社、三所権現さま✨


ゆっくりとご挨拶いたします🙏




で。



極楽堂本堂を失礼して

順路に沿って進んでいくと、、、


法輪館

→たくさんの仏さまがいらっしゃいます‼️




詳しくは、元興寺HPを↓




地蔵菩薩さまと閻魔大王さまが

なかなかに気になりましたよ^^



※地蔵菩薩さまは、春日大社さん第三殿

天児屋根命の本地仏ですね🙏



大和地蔵十福って巡礼も

あるのですねびっくり





さらに。



こちらの宝輪館で

なぜか、、、


授かってしまいました‼️



智光曼荼羅のなかの

阿弥陀如来さまの御姿が描かれた画✨✨✨




展示のところに、ひっそりとアナウンス📣

されてて、

めっちゃ気になったのやった。。。キョロキョロ




ちなみに、

こちら↓の空海展で展示される


弘法大師坐像✨は、


元興寺さんからのお出ましやったのですね^^






いわゆる、

歴史の変遷とともに「開祖」も

さまざまに認められていて、


一面を捉えれば、

弘法大師空海さまも「開祖」ということに

なるのです。



 

〈元興寺の開祖〉

・佛法初伝の歴史から言えば、三論の初伝たる慧潅、法相の初伝といわれる道昭(照)です。

・元興寺流法相の祖で言えば、神叡、護命、あるいは勝虞

・元興寺流三論の祖で言えば、智蔵、智光、あるいは礼光

・真言宗の祖たる遍照金剛 弘法大師(空海)

・真言律宗の宗祖たる興正菩薩 叡尊思圓上人

・極楽律院の初代としては、光圓道種律師

・西大寺長老に初めて選任された賢瑜和尚栄順上人

・昭和中興開山たる泰圓乗瑞大和尚(辻村泰圓)




てなワケで

一話にしようかと思ったけど、


まだまだあるので、ちろっと続きますね^^





では。




いつも、ありがとう^^




@Rico




幸せは自分のために

世界が平和であるために