【吉野丹生ねえさんぽ⑨上社の神の雨と山の恵み!遥拝所に想うこと。】 | 神さま仏さま「ねえさんぽ」と「あなたの世界をいきること」

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神様仏様、巡礼、登拝を経て「ねえさんぽ」で生まれた感動は、空海さんとの出会いにはじまり神仏さまとの結びへと繋がっていく旅の軌跡(主な巡礼地:奈良・京都・大阪・兵庫・四国)
あなたがいて、わたしがある
世界があって、わたしがある
そんなシンプルな道をともに生きたい

こんばんは!




@Rico です。




すっかり間が空きましたが、

丹生川上神社 三社巡礼

の続きですよ^^




中社のラストで美しくも力強い瀧に

御力をいただいてから。。。





いよいよ、上社へ🏃‍♀️💨

ギリギリになってきたから、急がないとや‼️



近くにくると

あの黄色の幟がハタハタ〜〜〜



おおおおおーーーっ‼️‼️‼️






さらに上がっていくと


到着ですよ^^


丹生川上神社 上社



扁額には、高龗大神✨


 高龗大神は

龍神にて水・雨を掌られる大神様です🙏


また神代において伊弉諾尊が火の神、軻遇突智神を

斬り給うた時に生(あ)れませる神様ですね。


※上社さんは、HPにて龍神総本宮と記されます





この手前には

向かって

右には、山之神✨

左には、大黒神✨





階段をゆっくりと上がらせていただくと、、、



正面には

ゆったりとした御本殿



主祭神

高龗大神✨(龍神・海師の神✨)


相殿神

大山祇神(おおやまつみのかみ)

大雷神(おおいかづちのかみ)



(以前は、罔象女神を主祭神としていた時代も

 あります)



詳しくはこちら↓




拝殿にて、お参りいたします🙏




輝く文字には、

神雨霑灑しんうてんさい

 神の雨がうるほしそそぎ、恩恵をほどこすの意味




長い歴史のなかでも、新しい国づくりは

吉野からはじまったと言われるほど、

奈良の吉野は聖地であるという意識が根付いており、

天武天皇をはじめ、後醍醐天皇、源義経も

吉野がはじまりの場所でした。

つまりは、歴史的にも

丹生川上神社は特別な場所とされるのですね。。。



杉玉と八咫烏と御神木




後醍醐天皇が吉野の行宮(あんぐう)に

在らせられた折、上社に寄せて詠まれた御製↓


この里は 丹生の川上ほど近し

祈らば晴れよ 

五月雨(さみだれ)の空


これが、

朝廷の奉幣にあたり、旱魃(かんばつ)の際の祈雨には黒毛の馬を、長雨の際の止雨には白毛の馬を奉るのを例としました。





して。



拝殿向かって右には、

平安時代祭場跡(復元)




丹生川上の地は、

日本書紀神武天皇即位前紀戊午年九月甲子の条に

「厳瓮(いつへ)を造作(つく)りて、丹生の川上に陟(のぼ)りて、用(も)て天神地祇を祭りたまふ」

と記されており、上古より祭祀を行う聖域であったことが知られます。





さらに。


こちらが、なかなかに

気になる場所やったよね☝️



元宮遥拝所



さらに、一歩‼️



向こうに見えるお山の景色と

この場所で感じる風の流れ✨✨✨


手前の吉野川の深い碧と

吉野の山々が照らされる緑と


間違いなくこの地には恵みの雨が

もたらされていたのだろう、と感じます🙏



※おおたき龍神湖に、元宮の跡地が沈む





ちなみに、

この遥拝所とは反対側の山側が


以前、吉野ねえさんぽ👣の登拝シリーズで

うかがいました


役行者さまのお母さまのいらっしゃる

母公堂✨


そして、

女人大峯✨の位置する場所です🙏










やっぱり、この空気感が好きなんやなぁ^^





てなワケで

ちろっと続きます。






では。




いつも、ありがとう^^




@Rico




幸せは自分のために

世界が平和であるために