【猿田彦大神さまと庚申さま②青面金剛さまって❓】 | 神さま仏さま「ねえさんぽ」と「あなたの世界をいきること」

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神様仏様、巡礼、登拝を経て「ねえさんぽ」で生まれた感動は、空海さんとの出会いにはじまり神仏さまとの結びへと繋がっていく旅の軌跡(主な巡礼地:奈良・京都・大阪・兵庫・四国)
あなたがいて、わたしがある
世界があって、わたしがある
そんなシンプルな道をともに生きたい

こんばんは!




@Rico です。





今日は庚申の日照れ
でしたねー^^



この前、記事にしたこちら⬇️





一年に6回巡ってくる「庚申さま」
たまたま、本日5月17日でねびっくり

(めっちゃビックリしたwww)






自粛じゃなかったら
好奇心に任せて
庚申に所縁の場所にテクテクしようと思ったけど




今は待て‼️





という感じだったので


先程の記事のとおり


近くのお散歩コースの目黒不動尊さんへ
うかがってきました。。。







「庚申さん」を調べていて
発見した「青面金剛」さまについて
ちょいと調べてみたのですよ。




(今日の話は長いですニヤリ



(画像はネットからお借り)




青面金剛

(しょうめんこんごう)

について、




一般的には



・四または六臂(二臂や八臂のものもあるという)

・手に、輪宝、鉾、羂索、蛇、弓矢、金剛杵、日月、劒などを持つ

・邪鬼を踏むものも見受けられる





その恐ろしい姿から、邪気や悪病を払うご利益が

期待されていて、

とくに伝尸(「でんし」と読み、結核の古称)病の

予防治癒を祈ったという。

これが、庚申待ちの三尸とつながったものと

されるのだそうな。。。




(まさに、いまの流れに似ているやんグラサン





疫病の予防・治癒とも

考えられそうよね。






いろいろ見てみると

青面金剛さまは、確定した情報がなく

さまざまな見方があるみたいなんですびっくり





青面金剛さまは形態が一定ではなく、

手が2本だったり6本だったり、

顔が1面だったり3面だったり、多種多様であって


また

一方で、青面金剛さまの造形を眺めてみると、

不動明王さまに近いお姿では

連想できるように同時に、青面金剛の別名は

「青面金剛明王」とあるので、お姿形は

明王さまを元にした仏様のようでもある。





しかしながら、



一方では、


チベット仏教の「マハーカーラ」

つまりは、「シヴァ神」と近い

姿かたちをしているという見方もあるよう。。。





(画像はネットからお借り)





うーーーむ。。。




マハーカーラー といえば、

通常でいえば

(Wikipediaとかを調べてみると)



日本では、大黒天さま とされていて

明王さまではないですよね❓







一体、どこがどうなっているのか。









このシヴァ神の別名「マハーカーラ」を

もう少し調べてみると、




いわゆる、シヴァ神化身のひとつで


マハーは「大」でカーラが「黒」という意味で、

つまり「大いなる暗黒の神」と言うのが

大黒天の名前の元々の意味。


 


本来のマハーカーラ・大黒天のスタイルは❓

というと、


 

先ずは、その体は青黒色で三つの顏があり、

そして各々の顔には三眼があります。

腕は六本あり、その内の二本の腕は刀を持ち、

別の右の手には人間を髪を取って吊し上げ、

左の手には同じように羊を角を取って

吊し上げています。

更に別の左右の手には血のにじんでいる

象の生皮を持って背中に覆っています。

そして毒蛇を髑髏に通して首飾りとし、

また毒蛇を腕に巻いて身を飾っています。



(まさに、青面金剛さまのまんま‼️)





(画像はネットからお借り)






強烈な「暴悪神」であり、

強烈な「祟り神」であるからこそ、

幸せや福徳をもたらす

「福の神」や「縁結びの神」になれる、


ということなのかい❓❓❓



(いやいや、それもどうなのよ。。。)









実は、


マハーカーラは、


ヒンズーの神を踏む

仏教の憤怒像の総称であり、

何を踏むかでその像の性格が分かる



という意味合いがあるのだそうな。




調伏した尊格は調伏した神の属性を

引き継ぐという意味合いがある





↑踏まれた側の属性を、踏みつけた側が

 その神さまの機能を引き継いで、取って代わる

 ということねニヤリ






最初のマハーカーラは、

シヴァの姿を借りて作られ、

シヴァを踏むことで「仏教の最強神」

であることを表現していた。



シヴァのもっとも恐ろしい姿である

「暗黒大王」の姿と名前を継承したという流れ。





時代とともに、さらに強そうな姿に

次々モデルチェンジされた結果、

七十五種類ものマハーカーラが作られたらしい。


(マジか❗️)

(モデルチェンジし過ぎやろwww)






続いて同じ姿で

「ヒンズー教の福神ガネーシャ」を踏む

「仏教の福神」が作られた。




この福神のマハーカーラは、

ほとんどモデルチェンジされず

最初の姿がそのまま残って、チベットに

広く普及したのだという。





つまり❗️




「恐ろしいシヴァの化身マハーカーラ」が

「福の神大黒天」に変わったのではなく、


マハーカーラには最初から

「シヴァを踏む大将軍」と

「ガネーシャを踏む福神」があったのである。



同じ名前で同じ姿をしていたため、

中国日本では同じ一つの神と考えられ

混乱の原因になった。



(いやいや、めっちゃ混乱しましたやんグラサン






で、



話を、青面金剛さまに戻すと、


このモデルチェンジした

七十五種類ものマハーカーラ群のうち

仏教の「明王」さまとして進化したもの。






うむ。


それなら、なんとなく納得できますなグラサン







初期マハーカーラの性格は、

沢山の蛇に囲まれた姿、

象神ガネーシャを倒す性格などは、


現在の「軍茶利明王」さまに

多く引き継がれているとも言われているそうな。










いやー、、、



仏教のいろいろって

難しいですなびっくり







では。






いつも、ありがとう^^







@Rico 


幸せは自分のために

世界が平和であるために