続けられている儀式のひとつ。
これは奥の院御廟で瞑想を続ける
弘法大師空海さんに食事を届ける儀式で、
1日2回行われています。
(ちなみに、私がうかがったときの儀式の
時間は朝6時と10時30分でした)
※入定とは真言密教の修行のひとつで、
精神を統一し、無我の境地に至るために
瞑想することを指すのだそうですよ。
奥の院の御廟橋の手前にある「御供所(ごくしょ)」
から食事が運ばれ、「嘗試(あじみ)地蔵」様に
お供えし、お膳の毒味をした後、出発の儀が
行われます。
(↑このとき、御真言を
唱えられておりました)
この儀式ののち、
二人の僧侶がお膳が入った白木の箱を担ぎ、
維那(ゆいな)と呼ばれる「仕侍僧」の先導の元、
燈籠堂へ向かいます。
それでは、
現場から(°▽°)
→直接、高野山で儀式を拝見するまでは
「まだ未体験でいたい!」って方は、
動画はスルーしてくださいね
※御廟橋から先は、撮影不可
ちょうど、御廟橋右手の水向地蔵様の前を通り、
そのあとに燈籠堂へ向かいます。
その後、お供えし、
お経を上げられます。
(↑この間、ずっとお祈りしていましたよ)
この儀式を拝見するにあたり、
ベストポジションを教えてくれたのは、
な、なんと
黄色ジャケット
のオヤジさん
(๑˃̵ᴗ˂̵)
オヤジさんとの出会いの詳しくは、
こちらの記事を参照してね
実は、10時15分ごろ、
このあたりでウロウロしていたら
「ちゃんとご挨拶できましたー?」
左手が干支、
真ん中が宝珠、
右手が寿
と並べてお祀りするのが正式なんだそうな。
この宝来は、イネがとれない高野山の地で
注連縄の代わりに用いられるもので
床の間に飾っておくのが一般的な使われ方、
というのを教えていただきました
そして、
水向地蔵様へ水を手向ける際
それでは。
まだまだ、高野山のみどころは
あるのよ
続く。。。
@Rico
幸せは自分のために
世界が平和であるために