先のブログの続き。
晴れたり曇ったり。陰ると寒く、晴れるとマフラーを取り上着を脱ぎたくなる。極端です。
テムズの川旅をたのしんで、目的のキューガーデンにつきました。
今回は そばにあるニューエンズ(メイズオブオナーで有名)に立ち寄りお茶することもなく、世界遺産キューガーデンへ。
チケットを買い、普通に回るルートとは逆に左にすすみ、まずはこちらのシャーリーシャーウッドさんのギャラリーへ。ボタニカルアートの第一人者の方らしい。彼女の作品というか、彼女のお眼鏡に叶ったかたの特別展とでもいうのか。
これは同行のYちゃんがいなければ絶対立ち寄らない。知らなかったわ。
中は撮影禁止でしたが、めちゃくちゃ面白い、というか、へぇー、はぁー?という、芸術ってすごいわ、というものを見ました。解説してもらわなければわからない作品ばかりでした。
お腹すいた、休みましょう。ということになりましたが
目的のオランジェリーはだいぶ遠くて
あ、これ、前一人で来たときも登った。
お楽しみ遊具と思っていたら、
なんと、これは高い樹木を上から観察するものだそう。恥ずかしいわ。全く知らなかった。Yちゃんありがとう。そうよね、ここは世界遺産のキューガーデンです。世界中から集めた、種子や樹木が守られている植物園です。
実際、気持ちよい。
やっとついた。オランジェリー。大航海時代に、イギリスにはなかった東洋の柑橘などを蒐集し育てるための温室のことをオランジェリーといい、ここも当時はイギリスいちの温室だったそうです。
今は、レストランになっています。
私たちは、中も雰囲気ありますが気持ち良い外で食べました。やっとありついたー。
これぞキューガーデン。オランジェリーと花々。
食べて少し元気になった私たちはここを見学。
こちらはジョージ3世とシャーロット妃が住んでいた小さな館。
前回来た時とは展示物がすっかりかわり、
精神に異常を来した王を、宮殿を離れ 娘たちと共に支え献身的に尽くした場所というテーマで作られていました。
シャーロット妃は
紅茶の歴史で興味深く学びましたが
東京の庭園美術館での特別展で
彼女も植物画を学び、娘たちにも学ばせ造詣が深かったことを知りました。
さて、普通はこちらを最初に見学するパームハウス。たどりつきました。
ビクトリア時代のガラスと鉄の建造物。
キューガーデンのアイコンです。
しかし、厚着をしてる私たちは、温室に入るたびに、上着をぬぐ。あー、めんどくさ。
こちらも 隣にある小さな温室。睡蓮が綺麗でしたが、暑かった。笑
キューガーデンは広大なので
晴れた日に、たっぷり時間に余裕を持って行きたい場所です。
追記:入場料は事前予約しなかったので多少高かったかもですが、否応なく(一応聞いてくれます)寄付金をつけられるので22ポンドくらいだったような。もっとかな。
1ポンド約210円で計算あれ。
再訪できたのは嬉しかったな。