ストリートファイターⅡのLINEスタンプを買ってみた。
sakoに横っ飛びの本田(右端下から3つめ)を送りつけたら
「これいくらすんの？」と返事。
あきき「200円だよー」
sako「この本田1個で！？」
本田高っ！
ほんまにそうだったら強気すぎるでしょ。
LINEスタンプがセット売りってことすら知らないんだなぁ、この人。
興味あることは
『もうその辺で勘弁してやれ』ってくらい調べまくるくせに
それ以外の情報は排除レベル。
まぁ興味あることって主にゲームなんだけど。
ほんと極端なんだよなー。
あ、でも
私の悪阻(つわり)が酷かった時は
めちゃくちゃ調べまくってくれてたな。
あと赤ちゃんのお世話について。
家族は大事にしてくれてるってことだ。
うんうん。
その流れで思い出した昔話。
『私とゲーム、どっちが大事？』
開けちゃいけないパンドラの箱。
私にもうっかり開けてしまったことがありました。
まだ結婚の話なんか出てなくて
付き合いはじめてたぶん1年とか
まだまだフレッシュだったあの頃。
ゲームで言えば
時代はGGXXの青リロ辺りかな？
若かったんだよな、私も。
sakoの答えは
『うーーーーーーん(長考)、同じ……くらい…？』
ちょっと恐る恐る答えてたとこがリアルすぎた。
恋愛気分ウキウキな時で、
しかもケンカ中とかじゃなく何となく聞いただけだから
(今思えば何故きいたんだ)
売り言葉に買い言葉でもなく。
流れ的に、嘘でもいいから『お前だよ』って言って
ワーッと盛り上がるとかでしょ普通。
でも今ならわかる。
ゲーマー相手に冗談半分でしていい質問ではなかった。
あきき
『え……？(予想外すぎて言葉が出てこない)』
sako
『いや、違うねん。俺にとってのゲームって何かと比べられるものじゃなくて…無くてはならないものっていうか…ホントに、その、…なんて言うか彼女とはまた別のもので…(以下略)』
どんだけゲーム好きやねん！！w
これにはさすがに吹き出した。
そして、
笑っちゃった時点で私の負けは決まった。
既にかなりのゲーム好きとは認識してたけど、
私の認識はめちゃくちゃ甘かった。
当時から無口だったsakoが
必死に長々と説明するのを聞けばきくほど
彼のゲーム愛を実感するばかり。
世の中にこんなにゲームを好きな人がいたなんて。
本気で、世界は広いと思った。
そんなこんなでsakoのゲームへの想いを聞いてるうちに、
ここまで本気でゲームを好きな人が
『ゲームと同じくらい』って…
あれ？
コレもうむしろ
大好きって言われてるんじゃないか？
この考えに至ってしまった前向きな私。
思えば、ここが人生の岐路だった。
あきき
『わかったわかった、わかったよ。大好きなゲームと同じくらい好きってことね』
sako
『そう！そうやねん！(超いい笑顔)』
そんなに好きなゲームと同じくらいって言うなら
私もそれを誇りに思おう。
はい、ゲーマー嫁の出来上がり。
私と同じ、ゲーマーの嫁(彼女)の皆さんには忠告しておこう。
前向きに受け止められる人以外は
この質問を口にしてはならぬ。
いいか、絶対にだ！