『ライフスタイル』とは | 星の砂漠から愛にかえる旅

星の砂漠から愛にかえる旅

潜在意識を探求しながら ルーツにもどる旅の途中
光のタロット・ヒプノセラピー・レイキティ―チャー そしてユダヤの秘教カバラの実践者
『こころの平安』をテーマに様々な心理学やセラピーを開拓中

後のアドラー心理学の研究者たちは、個人のライフスタイルを理解するための手掛かりを考え出してきました。それがライフスタイルの類型構成要素導き出すための手法です。分類についてはアドラーの時代から現代まで、様々なモデルが提案されているようです。前回の簡易版はその一つという位置づけになるのだと思います。

 

一人の個人にいくつかの類型が共存することも有りますし、同一のライフスタイルを持つ個人は存在しないと言われ、あくまでも理解しやすいように作られたものです。今日も呟いていきます♪専門家でないのであくまでもザックリですよm(__)m

 

さて前記事『ライフスタイル診断 簡易版』では、現在アドラーのライフスタイル診断でよく使われる6つの類型診断でした。アドラー自身の類型はまた別にありますし、最優先目標による分類は後半に載せてみました。

 

1の総点数= 欲張りタイプ=ゲッター
2の総点数 =赤ん坊タイプ=ベイビー
3の総点数=人間機関車タイプ=ドライバー
4の総点数=自己抑制タイプ=コントローラー
5の総点数=犠牲者タイプ=ヴィクティム
6の総点数=興奮探しタイプ=エキサイトメントシーカー

 

いかがでした?自分でなんとなく理解していたけれど、具体的に名前を付けられると、なるほどなと感じる方、心外と思われる方もいるかもしれません。私の場合は一位ゲッター、僅差で二位ドライバーとコントローラー、後はベイビー2点と残り1点ずつ やってみた感想は 相手によって発動するタイプが変わるだろうなと 例えば会社では3 夫には1 実家では2とかね(笑) タイプがどうのとかよりも そういう衝動が裏にあるのか~って感じ それでも一つのスタイルが背後にあるということなのかな

 

実際のライフスタイルは一人ひとり全く違いますが、生き方として出やすい思い・感情・行動のパターン(認知行動パターンとも表現される)と考えて良いかと思います。それでも、出来事に対するその人の個人的な解釈を通していますので、一人ひとりに違いが生じるはずです。

 

実際のアドラー心理学ライフスタイル診断は、早期回想などやインタビューを含め、様々な視点から解読していくものになっているようです。もし興味がありましたら、アドラー心理学専門のカウンセリングを受けてみるのも良いでしょう♪アドラー心理学のカウンセリングを受けたことはありませんが 似たようなことをやってきましたね~そういうの結構必要なんですよね 自分を知るための一つのステップです 自分取扱説明書っていうのが このブログの一つのテーマですからね 自分の過去を時系列で振り返ることとか なかなかやりませんよね

 

職場や家庭で、人生が生き辛いと感じている場合など、そこには必ず人間関係が絡んでくるはずです。そこもアドラーが強く強調するところです楽になるためには…人を変えることはまず無理です。

 

最初のステップは、己を知ること、そして変えていける可能性を信じることと、実際に変えようとする勇気!出た勇気(笑)が必要なんですよね…自分が変わると自ずと周りが変化していきますから。

 

アドラーはライフスタイルは自ら選び取ったものであり、自分で選び直すことが出来ると言います。心強いです。

 

人は立場で変わります=ペルソナ、ですから特定な環境、人向けに自分が出している面は、どのスタイルであるかくらいは解るのではないでしょうか。

 

アドラー心理学は、アドラー自身の思想に前・中・後期があり、またその後の沢山の研究者による発展や成果が様々で複雑なようです。

 

上手に説明はできませんが、様々な人間関係においても、相手に対する顔=ペルソナ(例えば一人の女性が会社員、妻、母、嫁として顔をいくつも持っている)が違う場合も多いですし、人は全く同じスタイルではありえません。それでも基本的に背後に統一されたライフスタイルが存在すると考えるようです。

あえて言えば私の場合 基本はゲッターでしょうか それを使って対人関係で上手くいっていれば問題が無いのですが 今の人間社会で我々は様々な問題を引き起こしているわけで…それらを鑑みて変化させていこうよと思うわけですよね そこからアドラー心理学の言う共同体感覚がテーマになっていきます

また、人生の中で課題に直面した時にどのような目標を最優先して解決しようとするかという『最優先目標』で分けた場合は以下の4つのタイプに分かれるようです。

 

A:安楽で居たい

B:好かれたい

C:主導権をとりたい

D:優秀でいたい

 

アドラー研究者、向後千春氏の著作ではこの4つのタイプにおける診断を、とてもわかりやすく会話形式で説明してありますので理解しやすいですよ。

 

 

例えば、新しいプロジェクトが社内で始まりそうなとき…あなただったらどの立場でいたいでしょう。

 

そんな場面を想定してA安楽族、B人気者族、Cリーダー族、D優秀族に分類し、人はどう考えどう行動するか…本には診断シートが付いていますので、まずは自分のスタイルを確認してからどうぞ。

A:安楽で居たい

B:好かれたい

C:主導権をとりたい

D:優秀でいたい

 

もうすこし詳しい本の内容とライフスタイルの紹介が、技術評論社のサイトで見れます。興味のある方はこちら★ 他のアドラーの思想もわかりやすく説明してくれているのでお勧めです。

 

自分のライフスタイルを知る、そしてそれを生きやすい、自分の好ましいものへと変えていく。もし私自身が震災後すぐ 前回のライフスタイル診断簡易版を受けたら ②赤ん坊タイプ=ベイビーや ⑤犠牲者タイプ=ヴィクティム の点数が高かったと思います 後ろ向きで被害者やっていましたし…(-_-;) 自分取扱説明書を作る過程で変化していきました

 

自分で選び直していく、そんな視点でライフスタイルを知るのはいかがでしょう。幸せになるために…ってのがポイントですよ、ね♪