ザ・シフト 人生の前半期 | 星の砂漠から愛にかえる旅

星の砂漠から愛にかえる旅

潜在意識を探求しながら ルーツにもどる旅の途中
光のタロット・ヒプノセラピー・レイキティ―チャー そしてユダヤの秘教カバラの実践者
『こころの平安』をテーマに様々な心理学やセラピーを開拓中

2015年に亡くなったスピ界の哲人、

ウエイン・ダイア―さんの本です。

映画も作られています。

当時みたような気がします(笑)

 

本は随分昔に読んだのですが、

『人生には変化の時期があるんだよ。』

そんな事が書いてあったことが印象に残っていました。

 

2012年初版発行です。

奇跡のコースを読んでいたら、

なんとな~く思い出したので、

(なんでだろう??)

ちょっと立ち戻ってみました。

 

出版社からのコメントを一部引用してみますね。

 

 

■望みが実現したのに、

欲しいものが手に入ったのに、
思っていたほどうまくいかない、

なんとなく生きにくい、苦しい…

そう感じてしまうのは、

意味のない人生を生きているからかもしれません。

 

-中略-

 

■人生では、4つのシフト(転換)が可能です。
【第1のシフト】無から命を受ける
【第2のシフト】「偽りの自分」を受け入れ

  成功こそが人生の目的だと思い込まされる
【第3のシフト】目覚めの体験をする
【第4のシフト】意義ある人生を送る

でも、

残念なことに現実には、ほとんどの人が、

第2のシフトで人生を終えてしまっています。


■こんな思考があるなら、

「偽りの自分」を受け入れて、
人生を送ってしまっているのかもしれません。

□私が重要な人かどうかは、所有物で決まる
□私は達成したことで決まる
□私の評価は、他人の評価で決まる
□私は孤独、誰ともつながっていない、

 という感覚がある
□私の人生には足りないものがある
□神とはつながっていない、

 という感覚がある

 

-以下略-

 

これらの6つの思考は

エゴを構成している6つの要素だと

ウエイン・ダイアーは言います。

 

近代までは、

第一のシフトから第二のシフトまでを、

生きぬくのに必死でした。

 

源(ソース)から生まれて肉体をまとい、

エゴとタッグを組んで、

物理的な成功を目指して生きる。

 

私たちが日常生活を送っている

現代社会の価値は成功です。

 

何もないところ(ソース)から生まれ、

やがて自我が芽生えて、否応なしに、

競争社会に飲み込まれていくのです。

 

エゴ(自我)は自分の存続をかけて成長し、

自己保全の為に競争に勝ち続けようとする。

 

常に高く、強くあること、もっと良いものを、

沢山持つことが目標となります~。

 

お砂場デビューからすでに、

あの子と同じおもちゃが欲しくなります。

 

親や教師から褒められると、

エゴはどんどん成長していきます。

 

幼稚園・小・中・高・大学・就職・結婚。

 

親も子供のことを思って(あくまでも)

良い教育、良い学校、良い就職を勧めます~。

 

そうやって、どんどんエスカレート~。

 

人生すごろくですね。

 

経済、名誉、地位などを得ていく事で、

現役と言われる人生をゴール。

(前半・・・はやっ!(笑))

 

やがては所有したものに囲まれて、

幸せな老後を夢見て過ごしていく。

(後半は人によって長さが違うけど)

 

それも、

今まではそれほど長くない後半人生でしたが、

さて現代はどうでしょう。

 

第二、第三の人生も視野に入るほど、

人生50年は倍近くになりました。

 

さてエゴの思考の上の3つ

 

□私が重要な人がどうかは、所有物で決まる

 

・エゴは常に時代が認めるもの

(財産、地位、良い家族など)を

持つことを目指し、 それを持っている人が

誰にとっても重要な人であると信じる

持っていないと重要な人ではない

 

□私は達成したことで決まる

 

 ・どれだけ良い学校に行ったか

 ・どれだけお金を稼いだか

 ・社会でどれだけ高い地位を得たか

 ・社会的に評価される家族を作り上げたか

 

□私の評価は、他人の評価で決まる 

 

・自分の評価ではなく

人から見て高く評価されることが

そのまま自己価値になる  

 

 

自分の生きた時代で良いと言われることに、

忠実に生きる事。

それ自体は悪いことではないと思うけれど…

 

時代は変わっていくものね~

何時の時代も価値観は一緒だとは限らない。

 

そしてその価値観を、

家族や若い世代に押し付けたらどうなんだろう。

 

今それで苦しんでいる人もかなりいるのでは?

 

例えば長く続いた終身雇用、学歴社会では、

一生懸命に働くサラリーマンは、

24時間戦わなくてはいけませんでした。

 

団塊の時代のモーレツサラリーマンは、

幸せを疑わず、我先にと階段を駆け上り、

狭い頂上に立つために頑張ってきました。

 

そうして、やがて経済的物理的に潤って、

社会的な地位を満喫した人も沢山いました。

 
ラッキーにもそんな競争社会を
エゴと共に生き抜いてこられたのであれば。

 

頑張りました。

お疲れ様でした°

˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

ですよね。

 

そこで人生満足して、

やることはやった、後は悠々自適(^^♪

 

素晴らしい生き方だと思います。

 

そうやって素晴らしい人生を生き抜いた方も、

なかなか満足できない人生を生きた方も。

 

皆さん同様に、

エゴに突き動かされて生きた前半戦

だったのではないでしょうか。

 

ほんと、

おつかれさまでした(^^♪

 

長いので 後半に続きます・・・