少し前に、猫の腎臓病の治療薬の
研究をされる先生のいらっしゃる
東大への寄付が高額に達している、
と報じたニュースを目にされた方も
たくさんいらっしゃるかと思います。
猫は腎臓病になりやすいそうですが
現在CAPINシェルターにも
腎臓の悪い猫が数匹います。
こだま大好きなムーミン爺、
だっこ大好きなチャーチャ、
なかなか女王様気質のチビ、
負けじとお姫様気質のペルです。
みんな週に1~3回、点滴をしています。
全体的にみんないい子で、
チャーチャなど無抵抗だそうですが
点滴のために来てくださる
看護師ボラさんに敵意むき出しの
女王チビには、洗濯ネットが活躍。
(最終的にはおとなしーく受け入れるチビ…エライ)
そして、みんな食欲があまりありません。
願わくば、療法食を食べてほしいですが
あまりにも食べないため
「食べるものを食べさせる!」を目標に
日々、「今日は食べるか?(食べない…)
これなら食べるか?(食べ!…ない…)」
とボラさんが格闘してくれています。
筆者は先日「ナデナデご奉仕で
幸せホルモンを大放出させた状態で
ゴハンを献上」作戦を実施しましたが
ずっとナデナデしていると
奉仕者がリラックスしすぎてしまい
睡魔に苦しまされることが判明…。
(そして、猫たちには効果薄…)
そこで、作戦を変更して先日は
ゆでササミ&ブリアラほぐしを
差し入れしてみました。
(青魚はあまり与えない方がいいそうですが
脂質の食欲増進効果に期待して、あえて提供。)
「これすら食べてくれなかったら…」
と、なかなか弱気な試みだったのですが
最初に与えたチャーチャが
(シニア猫基準の)ガツガツ!
次に与えたチビは…
(↑お昼過ぎだったのに、朝ごはん残りまくり)
もっとガツガツ!
…とスプーン軽く~重く1杯ほど
あっという間に平らげてくれて
すっかり気をよくした筆者。
他猫がウヨウヨしている大部屋に移動し
緊張で、ほぼ1日食べていない
黒猫たちにもあげてみました。
が、食べてくれませんでした…自信喪失
再び気を取り直し、ペル姫に献上し…
(出足は良かったのに、あまり食べず…)
ムーミン爺にもあげ…たら
こだまに横から、かっさられ…。
(後ほど無事あげたら「ガツガツ」でした。ホッ)
余りは、草食系デートをしていた
(デート=お尻くっつけて座ってるだけ)
覇気がない(故に?便秘気味の)ココや…
食への執着心が薄すぎるチビク…
たまの外出を楽しんでいたカナオ…
(↑外出先は最近の人気スポット、チビクのケージ)
…など主に、日常にウキウキが
不足気味(に見える)な猫たちに
ご提供しました。
(少しウキウキしたかしら?)
シェルター猫たちがみんな
少しでも多くの幸福(ウキウキ)な時間を
過ごせるといいな、と思います。
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